日記
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 2007/03/31 : 三重・志摩半島グルッとのんびり灯台探し

4時10分に起床。
眠りについた時には車が一台もいなかったけど、起きたときには10台以上停車していた、仮眠してるんだろう。
星もでていて天気もよさそう。
洗顔を済ませて、4時半出発。

目指すは石鏡灯台。
伊勢ICを下りて、伊勢二見鳥羽ラインを進む。
有料道路だけど走っている感じは高速と変わらない程走行しやすい道だった。
そして、国道42号に合流し鳥羽市を通過、パールラインの標識に従い進んでいく。
有料道路かと思ったら、どうも無料みたい・・・
最初は狭い道だったけど、進むにつれて綺麗な道へとなっていった。
そして、『石鏡』の標識で一旦パールラインを離れて進むと『いじか荘』の先に石鏡灯台を見つけた。
『いじか荘』の看板に従い脇道に逸れるのが正解だったけど、通り過ぎてしまったけどね・・・
石鏡灯台の間近まで行ってみると、ホテルが灯台に異様に接していることに気づいた。
しかも朝日が出る方向も思ってた場所とはかけ離れていた。
更にここにきて天気は曇り始めてしまった。
「これは鎧埼灯台で日の出を迎えたほうがいいんでないか!?」と思い出す。
ちょこっと撮影して急ぎ鎧埼灯台へと向かうことにした。

パールラインの『国埼』の看板に従って脇道へ入る。
すると、お婆さんがおられたので、鎧埼灯台の場所を聞いてみると、
「この先を海岸沿いを進んだ先にある神社から行けますよ、とっても綺麗な場所ですよ」
「車で近くまで行けます?」
「大丈夫ですよ、本当に綺麗な場所ですから」
「あぁ、どうもありがとうございます」
「ホントに綺麗な場所で・・・・」
・・・・
内心、「朝日が昇っちゃうから早く行かせてよ〜」とは思っていたけど、お話をずっと聞いていた。
そして、『鎧崎』の看板に従って進み、神社手前の海岸沿いで停車。

もう少しで到着


既に明るくなってきているので、ダッシュで神社を通過、鎧埼灯台を目指す。
そして、森を抜けた先に鎧埼灯台を見つけたのが、5時45分。
「おお!綺麗に染まっているでないか!!」
日の出前の一瞬の間がホントに素晴らしかったのです。
海岸沿いに下りて撮影したりと充実した時間だった。

車まで戻り、ちょこっと寄っただけの石鏡灯台へと戻ることにした。
安乗埼灯台へは時間もまだ早いかなと思ったからね。
そして、6時半に石鏡灯台へと戻ってみた。
「ここに来ると、どうも天気が悪いよね・・・」と思いながらも撮影を始めた。
すると、駐車場近くに温泉の源泉(かな?)を見つけた。
昨日温泉に入った場所まで戻らなくても良かったのかなぁと思いつつ撮影を終了。

まだまだ時間も早そうだったので、まずは大王埼灯台へ向かうことにした。
パールラインを通過後、国道260号を南下。
1日目に行ったこともあって、灯台近くの漁港に迷うことなく到着したのが7時50分。

国道沿いにあります、さすが!


天気も良くなって、車内で朝食を食べることにした。
すると、漁港の上空を異様な数のトンビが飛んでいた。
小魚でも狙っているのか、かなり不気味だったな。
そして、カメラを持ち撮影をしに車を降りる。
時間はまだ早そうなので、真っ直ぐ灯台へは行かず回り道をしてみた。
『須場の浜』まで出てみると、素晴らしい景色が広がった。
最初は民家が立ち並んだ場所にあるイメージだったけど、ここからの眺めはいい感じ♪
海岸まで下りて撮影し、さらに奥の神社まで行ってみた。
神社の先には『大王埼無線方位信号所』があったけど立ち入り禁止。
さらに先の広場まで出てみると、大王埼灯台を確認することができなかった、残念。
密かに大王埼灯台へ一番乗りを狙って入場時間を調べると9時からだった。
適当に時間を潰しつつ9時に行ってみると・・・
もう入場する人が!残念!

さぁさぁ、入りますよぉ


150円で入場して、灯台へと上ってみる。
灯台に上では強風が吹き荒れるのが常だったけど、ここでは心地よい風が吹いていた。
景色も中々のもの。
さっくりと撮影して灯台を下りる。

灯台から大王埼無線方位信号所を望む


そして、商店街を抜けていくと真珠の装飾品のお店が立ち並んでいた。
「お兄さん、朝早いから割り引いとくよ〜」などと話しかけられ、ちょこっと覗いてみたらタイヘンだった。
ここは愛知に近い場所だけど、ノリは関西そのもので商品をドンドン紹介してくる。
結局、買う予定もないものを買ってしまった、恐るべし!でありました。
まぁ、こちらも値引きされたものを更に「もうチョイまからんですか?」作戦で更なる値引きは成功したけど・・
9時40分に大王埼灯台を出発。

国道260号にでて一旦給油をし安乗埼灯台を目指す。
安乗埼灯台は前日行っていたのでこれまた問題なし。
灯台近くの無料駐車場に停車させたのが、10時10分。
撮影をしてから、灯台資料館へと足を運ぶ。
ゆっくり見学した後、館内のノートに旅の想い出に落書きをば・・・。

灯台資料館です


そして、安乗埼灯台の内部へと進む。
150円を払って灯台内部へ。
四角い灯台なので螺旋階段も独特だった。
そして上からの景色も雄大なものだった。
のんびり時間を過ごした後、11時20分に出発した。

四角い灯台ならではですな


志摩半島の最後に目指すは神前灯台。
これも車で行ける場所は前日に確認済み。
海岸へ続く泥道に停車させたのが、12時10分。
前日聞いた「道がない」という話から、両手はフリーにしておきたいなと考え、コンパクトデジカメだけもっていくことに。
後、水分補給用にペットボトルを持った時点で片手は塞がったけど・・・
そして海岸を歩いて進んでいく際におられた方に片っ端から聞いてみた。
(って言っても3人だけど)
まずはおばさん、
「灯台あるの知らないんですが・・・」(おい)
次は釣り人
「ちょっと分からないね〜」(おいおい)
大丈夫かな?と心配してきたけど3人目の鳥居手前で海草を取られていた方。
「あぁ、海岸沿いから上る場所があるみたいよ。前に行ったことのある人の話だとえらいタイヘンみたいよ〜」
「上り口って、あの鳥居の奥ですかぁ?」
「いやぁ、ちょっと分からんね〜、行くにしても潮が満ちてきているから気をつけてね」
灯台があるのは間違いなさそうだから、上り口さえ見つければ何とかなるだろと思い、鳥居奥へと進んでいく。
岩場の道を進んでいく。
「これは昨日行ってたら、高波でずぶ濡れだったな〜」と思いつつ進んでいくと・・・
道が途絶えたのです。
波の浸食でできたトンネルを確認することができたけど、海の中を進む必要があるんです。
「この先に灯台の入口があるか分からんから引き返して別の道を探すかぁ」と思い、引き返すことに。

中央やや右のトンネルはさすがに無理


山手を注意深く見ながら戻っていくけど、斜度40度はあろうかという急坂。
鳥居まで戻るまでは上っていけそうな場所は見つからなかった。
そして、鳥居より手前を見ていくと木々をうまく使えば行けそうな場所を見つけた。
この時点で既に心は決まっていた。
意を決して崖上りを開始する。
足の踏み場は木の生え際。
もし、木の根元が体重を支えられなかったら落下して骨折は間違いないだろうな〜と思いつつ、崖を上っていく。
慎重に進んでいくと、途中から何とか自立できる地点まで到達できた。
あまり雑草の類はないので、木々の間を進んでいけそうなので、山頂目指して上っていく。
すると、遠くに電柱が見えてきたので「これだっ!」と思い目指していく。
そこからは電線が延びる方向に従い進んでいく。
そして歩くこと10分、森のトンネルを抜けた先に遂に神前灯台に到着!
・・・金属の手すりがあって、そこから階段が続いているのを見つけた。
「は〜、やっぱり道があったのね〜!」
まぁ良くあることです、もう慣れました。
撮影をするけど、あまり開けた場所ではないので景観はイマイチ。
灯台の形も普通だけど到達できたこの喜びを味わうのがたまらないんだよね、など考えつつ撮影終了。
灯台のプレートを見ると『神前埼灯台』となっていた。
「神前灯台じゃないんだ。これはここに来ないと絶対分からなかったなぁ」
13時15分、ここを後にする。

・・・ここからが地獄の始まりだったのです。

帰りは来た道とは違う、手摺り付きの階段が続く道を通っていこうかなと考えたんです。
だけど、海岸沿いの鳥居奥でみつけた岩場のトンネルを進まないといけないぞ、と思うと躊躇った。
「いや、今来た道を引き返す気にはならない!」と決めて、階段を下っていく。
すごい急な階段を下ること10分、竹薮を抜けた先に砂浜があった。

竹薮の中に階段があります


「ここから岩場を伝っていけば戻れるだろう」
ヒョイヒョイと岩場を歩いていく。
歩くこと更に10分、遂に道が途絶えたんです。
予想していたことではあったので、直ぐに靴、靴下を脱ぎにかかる。
ズボンをたくしあげて海水に足を踏み入れる。
「つっ、冷てぇぇ!」
4月前とはいえ、さすがに厳しい!
けど、今来た道を戻ることはあり得ない。
何とか難所を乗り越えた。
しかし。。。
今度こそ、完璧に道が水没していたんです。
「・・・どうしよ!?取り敢えずは岩場を上って行けそうかな」
自分の身長の2倍以上の岩場を裸足のまま乗り越えてみると、、、
遂に、来る時に見つけた岩場のトンネルを見つけたんです。
しかし、、、
自分がいる場所は完全な崖で足をかけて進んでいける場所がない!
更に、サギ(かな?)の巣があったためバタバタと一斉に逃げていくのにビックリ、糞で岩場は白くなっていた。
「これはムリだ、海水に浸かりながら岩場沿いを進むしかない。。。」
岩場を下りて、海水に足を入れる。
あっさり、足が海底に着かずにズボンが濡れてしまった。
「これは駄目だ〜!!!」
デジカメだけ必至に海水から守るのが精一杯でした。
岩場に引き上げると、足が赤くなり震えが止まらないでいた。
「・・・もと来た道を戻ろう」遂に諦めることにした。
引き返す足取りが非常に重かった。

急な階段、足取りも重いぃ


岩場を乗り越え、灯台への階段を上っていく。
そして、何とか神前灯台まで戻って来た。
灯台が「どや?ココは手応えある場所だろう?」と言わんばかりだった。
灯台脇の隙間からもと来た道を戻ることに。
来るときには分からなかったけど、良く見ると道と思われる箇所に赤いリボンが巻きつけられているのに気づいた。
これを頼りに進んでいくと階段を見つけることができた。
そして砂浜へ下りる地点には、ロープが垂れ下がっていた。
「一応、道があったんだな〜、しっかし三重の灯台はロープが付き物なのかね?」と思いながら何とか戻ることができた。

取り敢えずは神前灯台への(正しい)道をご紹介しときます。

写真左の鳥居手前100m位(写真右)に入口


上の画像の左の海岸沿いに鳥居があります。
入口はその手前100m位の地点です。
画像右は扇状地みたいになっていますよ。
おいどんは鳥居と本来の入口の中間辺りから上って行きました。
もし行かれる場合は見てみてください「こんなところ上ったの?阿呆ちゃう!?」って思いますよ。

ロープが目印


よく見るとロープが垂れ下がっています。
これを頼りに上っていきます。
この草の枯れ具合から、1コ上の画像のどこだか分かるかな?

石段上ると後は電線を伝って行くべし


ロープを上ると石段が現れます。
階段を上ると後は山道です。
電柱を目印に行きましたが、赤いリボンが至るところにあります。
山道を進むと灯台の横っ腹に到着できます。
間違っても灯台に延びている手摺りに従って行かないでね、ドエライ目に遭いますよ。

ついに予定していた志摩半島の灯台をクリアできた。
後は戻るのみ。
帰りは値段が高くなるけどフェリーで伊良湖まで行くことにした。
夕日に佇む伊良湖岬灯台が見たかったんですよね。
出航時刻が分からなかったし、ゆっくり行こうと思ったのでのんびり鳥羽市へと進む。
途中、コンビニで昼飯を購入して鳥羽市に入る。
そして、フェリー乗り場に着てみると、ちょうど14時50分のフェリーが出港する直前だった。
伊良湖行きフェリーに最後に入船することができた、タイミングばっちし〜♪
フェリーに乗船し、料金6070円を払った後、デッキに出てみる。
既に離岸した鳥羽市を見て、心で御礼を言った。
そして、答志島・菅島にある灯台を見つつこれにも御礼。
「最高に楽しい旅でした、ありがとう」

志摩半島とお別れ〜


船内に戻り昼飯を食べていると、船内放送が。
「ただ今、船体右側にイルカの群れがおります」
見てみたいと思ったけど、飯食ってるしカメラでは撮っても小さいだけだろと思うと、「まっ、いっか」
放送後、船体の右に大移動する人の群れを眺めていた。
その後、ゆっくり寛いで下船用意のアナウンスが流れた後で、売店のお姉さんに、
「イルカ見れるのって結構珍しいんですかぁ?」
「結構、見れるんですよ〜」
「人の動きにビックリしたんですけど・・・」
「いつもあんな感じなんですよ〜」
ってな話をしつつ、15時55分に伊良湖に到着。

下船で〜す


夕暮れまで灯台近くの駐車場で仮眠をとった。
そして、1時間後起きてみると、厚い雲が立ち込めていた。
「何とかミラクルが起こらないかなぁ」と思いつつ灯台へと向かう。
暫く待ってみたけどやっぱり駄目でした。
ただ、向かいの神島を見て「昨日、あそこにいたんだな〜」と思うと嬉しくなった。
しかも点灯し始めたので、良しとしよう。
のんびり撮影をして、18時15分に出発、これでホントに終了。
後は帰るのみ。
出発直後から雨が降り出したので、撮影中に雨が降らなかっただけでもミラクルかもって思っちゃった。

伊良湖岬からの眺め


国道42号から国道1号にでる。
雨の中、浜松ICから東名高速に入る。
ETC割引が効くかも知れないと思ったので20時までに乗りたかったけど、上ったのは20時1分。
途中、牧の原SAで夕食。
清水ICで一旦国道に下りてみたけど、ETC割引はヤッパなし、残念。
そして、沼津ICから再度東名に入り、横浜町田ICに到着。
家に着いたのは翌日の1時5分だった。
直前まで雨が降っていたけど、車から降りる前には雨が上がっていた。

今回は色々なことが起こりすぎて今までの中でも1、2となる楽しい旅となりました。
良い思い出ができました。
また、数十年後とかに行ってみたいですね〜。



走行距離:1312キロ


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