2006/10/14 : 本州最北端到達!青森・岩手灯台探し

9月から、青森へ行く計画を立てていた。
それが、休日出勤や天候不順から、予定が今までずれにずれてきた。
今週末は青森から岩手にかけて天気はとても良いことを確認。
そして、今こそ実行に移すときだと決心。

13日の7時過ぎに会社から家に戻って、8時から仮眠を取り11時に起床。
11時40分に、愈々出発。
0時40分に朝霞市内で給油をして圏央道より高速に入る。
川口JCTから東北道を北上開始。
途中、『都賀西方PA』で休憩したのが1時40分。
ETC割引の半額を狙って、鹿沼ICで高速を降りる。

県道6号、県道3号、県道125号を通って国道4号に入り、矢板ICから東北道に再合流。
ノンストップで郡山ICに到着、ここでもETC割引で半額♪
国道4号を北上し、ETCの深夜割引を狙うためにも、急ぎ国道沿いで給油。
そして、本宮ICで再々合流、何とか4時前に乗ることができた。
只管北上し、秋田・山形灯台探しの際に利用した、古川ICも通過。
気づかないうちに、初めての岩手県入りを果たす。
遠くに岩手山が見えてきて「高速の降り口は近いぞ〜」と思いながら北上。
そして、ちょうど7時に『岩手山SA』で休憩。
外に出るとかなり寒い!!
そういえば、着る物は半袖しか持ってきていない。
「どうせ灯台目指して歩けば汗かくから長袖いらんだろ」と思ったのが失敗。
周囲の観光客は皆長袖、しかも冬服。。。
「元気のいい小学生じゃないんだから・・・」と思いながら休憩。
そして、松尾八幡平ICで降りる。

県道23号を進み、八幡平へと進んでいく。
ドンドン山道を上っていくと、岩手山が目の前まで来る場所に来た。
「いや〜、景色いいねぇ。時季はちょっと早いかもしれないけど紅葉も始まっているし♪」
 八幡平アスピーテライン展望所からの眺め
県道を進んで黒谷地湿原付近の樹海は、景色はまぁまぁ。
そして、『ふけの湯』まで行くと紅葉がすばらしい!
大満足の内、国道341号に合流する。
 紅葉が広がってます
国道を北上し、鹿角八幡平ICから十和田ICまで高速を使った。
一区間だけどETCの割引が効いて250円だった。
そして、国道103号を通り十和田湖へと向かう。
山道を進んでいくと、『発荷峠』の展望所に到着した。
眼下には十和田湖が見え、すばらしい!
ちょこっと撮影しようと外に出たら寒いのなんのって。
 発荷峠から十和田湖を望む
そして、十和田湖畔を進んで『乙女の像』近くの駐車場に到着(有料410円)。
静かな湖畔を歩いて進むと『乙女の像』を発見。
高村光太郎が作成した作品だと、近くで案内中のバスガイドのおっちゃんが話していた。
 乙女の像
そして、駐車場に戻って出発。
国道に合流しようとしたとき、進む方向とは逆の標識に『ここから秋田県』を示す標識を発見。
・・・ということは、ここは青森県!
あぁ、知らんうちに青森に初上陸していたのかぁ。
感動に浸るタイミングを失し、あっさりと初めての青森入りを果たした。

国道102号を進み、次に目指すは奥入瀬渓谷。
川の流れが道路の高さ近くまで来ていて、景色は中々のもの。
だけど、トレッキングしている人や車の量が異常に多い。
バスがやたらと停止すると思ったら、道路わきの滝を乗客に見せているようだ、オイオイ!
ということで、あまり良い場所だとは思えなかった。
平日訪れた方が良かったかも・・・
 奥入瀬渓谷、車多かった
国道103号を進み、今度行くのは八甲田山。
こちらは、とても綺麗な景色が広がっていた。
特に八甲田へ向かう道中が気持ちよく走行できたな〜。
ただ、頂上付近では大渋滞を起こしていたけどね。
 八甲田、右下に犬が見切れてる!
国道を北上していると、ついに青森市街が見えてきた、12時。
「とうとう来てしまったよ、青森まで・・・」と実感。
国道7号に逸れて、すぐに給油。
青森はガソリン結構安いんだなと思い、スタンドの兄ちゃんに「レギュラー満タン現金で」と話すと、「♪※●★・・・」。
かなりのお国言葉で、思わず「・・・ハイ!?」と聞きなおしてしまった。

そして、ついに灯台探しを開始。
国道4号から県道9号に入る。
昼も過ぎたので、県道入り口のコンビニで昼食を購入。
県道を暫く進む道すがら、遠目に陸奥大島灯台が見えてきた。
『大島』の標識近くの無料駐車場に停車したのが13時。
カメラと昼食を持ち、さぁ灯台へ!
露店を通り過ぎると、大島へ続く橋が現れてきた。
「結構遠いなぁ」と思いつつ大島へ上陸。
 陸奥大島灯台は島の最奥
海岸沿いを伝って行けそうだったけど、山へと続くきれいに整備された階段があるので、「灯台の道はここだ!」と決め打ちし上っていく。
角度の急な階段を上りきると、早くも息切れ。
そして割と整備された山道を進んでいく。
少し進むと分岐があるので「どっちが正解かな〜!?」、頂上へ向かわないルートの方が道に奥行きがありそうなので、そちらに向かう。
この分かれ道を取り敢えずはカメラで撮っておこうかね〜と思ったとき、ふと気づいた。
「デジカメに電池入れてない!!」
別のカバンに入れておいたままだったのを思い出したんです。
戻るのも面倒くさいけど、携帯電話を含めて撮影するモノが全くない。
どうしようか・・と考えたが、戻って電池を取りに行くことにした。
駐車場まで戻って電池を握り、再び大島へ上陸。
厳しい階段を再び上る。
そして、どうにか引き返した地点を通過していく。
「くそ〜、二度手間だったよぉぉ」と思いながら進むと、森が開ける手前の地点で道がなくなってしまった。
遠くを見ると陸奥大島灯台の姿が見える。
県道から確認したときには「防波堤灯台みたいな形じゃないの」と思っていたけど、予想に反して立派な灯台。
「これは近くで見てみたい!」と思い、草木を掻き分け進んでいく。
どうにかして灯台近くまでやってきた、後は坂道を上るだけ〜の場所まで来たけど、この坂道がすごい危険!
芝生や砂地のため、とっても滑りやすいんです。
一歩間違えれば崖から転落!
一歩ずつ確実に進んでいき、ついに陸奥大島灯台に到着、13時55分。
中々趣のある灯台でした。
道中も思ったけど電線がないなぁ、太陽光発電でもなさそうだし。。。
など思いつつ、撮影を終わらせた。
戻るときがもっと危険で、ずり下がりながら芝生ゾーンを戻ってきた。
そして、駐車場に戻り、14時半に出発。

次は安井埼灯台。
海岸沿いの県道9号を進んでいくと、遠くに灯台が見えてきた。
「これもすぐに見つけられそうだ」と思いながら近づいていく。
そして、安井埼灯台に到着、14時50分。
・・・・この灯台、デカッ!!
遠くからだと、そんな雰囲気しなかったので、その異様なデカさにビックリした。
しかも、形がちょっとお洒落。
畑の中を失礼しつつ、撮影を済ませて出発した。

次は、下北半島へと入るぞ〜と思い、国道279号に合流しようとした時、野辺地町で『常夜燈』なる標識を見つけた。
「漢字からすると灯台っぽいな〜」と思い、急遽そちらに向かってみる。
そして、野辺地漁港の脇に到着し、常夜燈を発見、15時半。
「これは、神社の灯篭っぽいね〜」と思いつつも、神社でなくて漁港にあることに不思議な感じがした。
 常夜燈
 常夜燈の案内板
国道279号を走行していく。
途中に、『県内で2番目においしいラーメン屋』(謙虚なのかどうかわからんなぁ)や、踏み切り先の隠れた場所に白バイのおっちゃんが待ち構えているのを横目に見つつ、むつ市に入る。
そして、国道338号を進み陸奥黒埼灯台へと向かう。
灯台へ向かう道があまりに特徴なかったので、戸沢地区を通過してしまい、海沿いの別の町へと来てしまった。
そこから遠方まで見渡せるので「通り過ぎたか!」と確信してUターン。
そして、何やら施設がある先の交差点から海岸へと進んでみる。
送電用の鉄塔が確認できる地点から、点灯している陸奥黒埼灯台を発見、17時10分。
「舗装されてないし、どうしようか・・」と思いながら、畑で作業されていたおじさんに聞いてみると、
「近くまで車で行けますよ」
とのこと。
それではと思い、車で行ったけど道が狭い。
しかも車の底に草がカリカリと当たってくる。
「これは駄目だ」と思い、道の途中に停車させて急ぎ灯台まで駆け足。
白黒灯台でいい感じ。
だけど暗くなってきたなぁ。
どうにか撮影を終えて戻るときに、道路の彼方此方に『クマ出没注意』の看板が。。
ホントにでるんかいなと思いつつも、安全に戻れたことにホッとした。

今日の灯台探しはこれで終了。
後は今夜の車中泊する場所だなと思い、むつ市へ戻る。
途中、回転寿司屋があったので、「食べたいなぁ」と思いつつも、まずは温泉。
むつ市から県道6号を入ってすぐのところにあった、斗南温泉へ到着。
500円で入浴。
かなり良いお湯でした。
ホテル内ということもあって、お客さんが多かったのはしょうがないか。。
さっぱりとして、どうにも食べたくなった回転すしを食べに行った。
「お〜本場の大トロだよ〜(回転してるけど)」、「お〜東京とは全然味が違うよ〜(東京でも回転にしか行かないけど)」などと一人で突っ込みを入れつつ食べた。

そして、睡眠場所を探す。
やっぱり大間埼灯台まで行って、本州最北端で寝ようと決めた。
むつ市内で翌日の朝食を購入し、大間町へと進んでいく。
途中、海岸沿いを進んでいた時、漁船の明かりが眩しすぎてずっと街明かりと思っていた。
それ位、漁船の数が多かったんです、普段は中々見れない景色でした。
そして『本州最北端』の標識に従い、ついに大間崎へと到着、21時20分。
大間埼灯台が光を放っている姿は、とても幻想的だったな〜。
しかも対岸には北海道の街明かりも見えて「ついにここまで来ちゃったよ〜」と感動していた。
けど、寒い!!寒すぎだ!!
半袖は絶対に失敗だった!と思いつつ、大間崎の駐車場に停車させ歯磨きを済ませてシュラフに潜り込んだ。




走行距離:控えてなかった


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