2007/04/28 : 帰省4・四国へ寄り道!瀬戸内の灯台探し

今年もゴールデンウィークがやってきた。
色々ルートを考えた末、淡路島を抜けて四国に行ってみようと決めた。
山口に帰るのに四国を通るのは・・・とは思ったけどねぇ。
27日の仕事を終えたのが19時。
急いで戻って夕飯、風呂、洗濯、掃除をすませる。
仮眠を取ったけど1時間半も寝れなかった、しかも、前日に寝違えた背中の痛みは気になるなぁ。
身支度を整えて、23時35分、いよいよ出発。

いつもの横浜町田ICから東名高速に上がったのが28日の0時半。
休憩することなく沼津ICで国道1号に合流。
そして、清水ICで再度東名高速に上がる。
途中で雨が降り出したのには焦った。
天気はずっと良いとの予報だったもので。。。
「まぁ、西日本が天気なら問題ないべや」と思いながら走行を続ける。
ここでも休憩することなく浜松ICで国道1号に再合流。
点灯する舞阪灯台を横目に見つつ浜名バイパスを通過。
下道走行が退屈になったのと時間を急いでいたので、豊明ICから伊勢湾自動車道に入ってしまった。
一気に亀山ICまで行く。
そして道の駅『関宿』で漸く休憩をする、5時40分。
ここでは天気も良くて、朝日が顔を覗かせた。
お手洗いと洗顔を済ませて出発。
国道1号を進んで栗東ICで名神高速に入る。
ゴールデンウィーク初日だからかな?やっぱり交通量が多い。
吹田JCTでちょこっと渋滞、そして西宮ICでも渋滞していた。
ただ、阪神高速にあがる車が渋滞を起こしていたので、予定を変更して国道43号に下りた。
まぁ、ガソリンがやばくなってきたもので・・・。
そして須磨区一ノ谷のセルフスタンドで給油したのが8時35分、よく走ったなぁ。
垂水ICから神戸淡路鳴門自動車道に入る。
1年半ぶりに明石海峡大橋を渡って淡路島に到着。
淡路SAで休憩、9時10分。
さすがに人が多かった!
お手洗いをすませ、朝飯を購入してから出発。
 人が多かったなぁ
淡路ICを下りて県道31号を進んで、江埼灯台の麓の駐車場に到着したのが9時25分。
きつい階段をヒョイヒョイ上って江埼灯台と再会した。
天気も良く静かな場所だった。
ここで、サービスエリアで購入した朝飯を食べる。
外で食べると、どんなものでも何故だか美味しく感じますなぁ。
ご飯を狙ってトンビが飛んできたのにはビビッたけど。。
そして撮影をした後、10時5分に出発。
 灯台麓の駐車場にある灯台??
県道31号を南へ走行を続ける。
『国民宿舎松原荘』近くの交差点から内陸へ入って国道28号に合流。
そして釣島鼻灯台を目指していたら、福良港へ迷い込んでしまった。
道が続いていたので引き返さず海岸沿いを進んでいくと、海上に浮かぶ島に灯台を見つけた。
「これは福良港灯台か!?」と思い漁港に停車させたのが11時20分。
防波堤灯台ではなさそうなので間違いないだろうと思い、ササッと撮影をした。

次は釣島鼻灯台。
これは前回見つけられなかったので、今回こそはと思っていた灯台なんです。
道の厳しさは前回経験済みなので、準備万端、軍手も用意していたんです。
国民宿舎から進むルートは結構きつかったので、国民宿舎手前のテニスコートからのルートにした。
テニスコート先の駐車場に停車させたのが11時40分。
灯台までのルートを看板で確認し、その裏手へ足を踏み入れる。
 左下の灯台へ向かうのですよ
 この裏手を進みます
さすがに道は草ボーボー。
「予想してたことだ!」と軍手をはめた手で草を掻き分け進んでいく。
すると、すぐに道が確認できるまでになった。
枯葉を踏みながら、分岐点までやってきた。
「おっ!道標がある!前回よりも綺麗になってるな〜」
前回は、なかったはずの綺麗な道標があったんです。
「灯台の道は・・」と思っていたら、山道の入口で見かけた錆びた矢印を見つけた。
これが灯台への道標っぽい・・・。
 道標が・・
 これが灯台の道標??
下り坂を下っていき、ついに釣島鼻灯台に到着。
綺麗な場所でした。
近くまで行ってみると、海岸からのルート用に設置されたであろう角度の急な階段があった。
(前回訪れた時は海岸ルートは通行止めでした、現在はどうなのかは不明です)
「もう来ることは無いと思うから階段を下りて撮影してみるか」と思い、岩場まで下りて撮影。
ここからの眺めも、なかなか綺麗でした。
戻る時の階段がきつかったけどねぇ。
 海岸からも中々♪
そして山道を戻り、車を停めた場所まで辿り着いた。
汗びっしょりなので顔を洗ったり涼んだりして、12時30分出発。

次は門埼灯台。
ここは前回、灯台の案内板を撮影し忘れた所。
道の駅『うずしお』に到着し、案内板を撮影。
そして、灯台の撮影をと思ったけど、人が多いわ灯台の近くに車が停車していたりとイマイチだったな。
近くに藤の花が綺麗に咲いていたのにな〜。
序にお土産を購入して13時に出発した。
 藤の花が綺麗です
さぁ、いよいよぉ四国へ向かいますよぉぉ!
一人で来るのは初めて、テンションも上がってくる〜!
淡路島南ICより大鳴門橋を渡り徳島県に上陸!!
橋を走行中に海峡に浮かぶ島の上に灯台が確認できた、う〜ん気になる!
そして鳴門北ICで県道11号を北上。
目指すは孫埼灯台。
鳴門公園を目指して進んでいくと、頂上にあったのは有料駐車場だった。
410円を渋々払って停車させた。
駐車場近くの『鳴門山トンネル』を通り抜け、近くにあるホテルの駐車場奥に道が延びていた。
「この駐車場に停車させた方が良かったなぁ」と悔しがりながら歩いて行き、孫埼灯台に到着した、13時20分。
形は対岸の門埼灯台に似ていました、けど訪れる人が少ない静かな場所なので、こちらの方が好きかもと撮影を開始。
すると、灯台奥にあった椅子で昼寝をするおばさんが3人いた、ちょっとビックリ。
遠目から灯台を撮影したいな〜と思い、公園内を歩いたけど良い場所はなかった。
その代わり、橋を走行中に見つけた島の上に建つ灯台を確認できた。
そして、13時45分に出発した。
 あれは灯台だよなぁ
 ここは四国の道の起点みたいね
県道183号へ進み、鳴門スカイラインを走行する。
途中『四方見展望』というところがあって、沢山の望遠鏡が設置されていた。
急いでいたので停車することなく、車窓から景色を見てみると凄く綺麗だったんです。
けど、今更停車もできなかったので撮影はできなかった、残念。
そして香川県へと入る。
「やっぱり、うどん三昧だ!」と思っていたけど、案外お店が見つからない。
「まっ、いつかは見つかるさ」と引田鼻灯台を目指すことにした。

国道11号から県道122号を進んで行く。
引田港を回りこんで、灯台がありそうな山を見つけた。
漁港に停車させて誰かに道を聞くかと思っていたら、港で作業されていたおじさんに車を移動させるよう言われた。
怒られたって訳ではなく、作業している重機が飛ばす石が当たるとのことだったので。
漁港奥の未舗装路に停車させて、近くのおばさんに聞くと、
「お城の跡に行く道からならいけるかも」
とのこと。
近くにあった『引田城趾』の看板を見つけ、ここから延びる山道を上っていく。
 この看板の近くに『引田城趾』の入口有
「殿様がこんな山道を上ってお城まで行ってたのかね?あぁ、殿様は籠に揺られていくか!?」と思いつつ歩く。
すると、向かいから男性が下ったこられた。
挨拶をしたけど、向こうは携帯で電話中だったな。
お城好きの方かな?それとも灯台かな??
途中から灯台の案内板があり、それに従い『化粧池』などを通過していく。
すると、出発前から気になっていた背中の痛みが激しくなってきた。
歩くのがホントにきついんです。
休憩しながら何とか引田鼻灯台に到着したのが14時55分。
中々洒落た造りの灯台でした。
けど、灯台の案内板が直射日光のため撮影しにくい。
「ちょっと高い場所から撮影できないかな?」と思い、『東の郭』と呼ばれる場所まで行ってみると素晴らしい景色が広がっていた。
戻りは東→北→西の郭の順で戻ってきたけど、こっちの方が距離が近いぞ!と思った。
そして15時20分に出発。
 お城の址だけあって眺めはいいねぇ
今日中には香川は終わらせたいと思っていたので、急いで次の馬ヶ鼻灯台へと向かう。
不本意ながら、引田ICから津田東ICまで高松自動車道を使った。
そして、国道11号に合流した後、県道136号を急いでいく。
ゴルフ場を目標に進ませる。
そして、『志度カントリークラブ』を見つけ、近くの脇道を進んでみたけど見つからない。
灯台への道もなければ、道を聞く人もいない。
「・・・ゴルフ場の人に聞いてみるか」と思い、志度カントリークラブの駐車場に停車した。
場違いな服装のまま、フロントへと入る。
「すんませ〜ん、この近くに灯台があるのご存知ですかぁ?」
「撮影されるんですか?」
「はぁ」
「少々お待ちください」
ってな感じで奥へと入っていかれた。
『何だ?何だ?』と思っていると、おじさんが来られた。
「あなた?撮影する方は?」
「はぁ」
「んじゃあ、来なさい」
と言われたので、一旦カメラを取りに車まで戻った。
その後、コースから戻られた一般のお客さんがいる所で待たされた。
『かなり場違いじゃん、恥ずかしい!!』と思っていると、ゴルフカートが登場。
そして、おじさん3人と一緒にカートに乗って、灯台まで連れて行ってくれるとのこと!!
しかも、遠目と間近の2箇所で!
あまりの対応に感動しきり。
しかも途中で、
「桜に自生した松があるから撮影します?」
と、態々停車していただけるし。
トドメに戻ってきたら、灯台の写真が印刷されたカレンダーまでいただけるというオマケ付き。
口から出てくるのは感謝の言葉しかありませんでした。
ホントにありがとうございました。
無事撮影した後、16時30分に出発した。
 馬ヶ鼻灯台、化粧直しされたばかりらしい
時間がやばくなってきたので、急いで箱埼灯台を目指していく。
国道11号に出る道を、当初考えた所とは間違ってしまい、志度駅まで進んでしまった。
しょうがないので、高松中央ICより高松自動車道を進む。
そして、三豊鳥坂ICからは県道35号を進んで行った。
ここから、どう進んだのかイマイチ不明なんですよね〜。
最初は詫間方面へ進んで、紫雲出山へ向かう感じで何とか詫間湾沿いの道にでることができていたんです。
暫く進むと箱埼灯台が確認できるようになってきた。
海岸沿いを進めばよかったのに、途中で山手を行ってしまって非常に狭い道を上ってしまい、Uターン。
何とか突き当たりの神社の麓にある駐車場に停車させて灯台へと目指していく。
神社内を通り抜けて18時10分、ついに箱埼灯台に到着。
木々が邪魔して、周りの風景がイマイチわからん。
海岸に出てみて撮影をし、サクッとここを出発した。
 海岸からパチリ
次は讃岐三埼灯台。
もう太陽が沈みかかっているから、山道を歩くんだったらやばいなと思いながら走行していく。
生里地区に行く途中に、遊歩道を見つけたけど道が見つけられなくて車に戻って道を探す。
そして、仁老浜地区の漁港に停車させた。
すると漁港へ行く交差点付近から山手に延びる道を見つけた。
「これだ!」と思い、走って山道を上る。
すると、野良犬?が吠えながら藪の中へ消えていったので焦った。
「帰りが暗いとやばいかも・・・」と思いながら、山道を行くと遂に道が途絶えたんです。
しかも遠目に見える全く違う岬に讃岐三埼灯台があるじゃないですか!
「あっ!上る山を間違えたんか!!」
呆然としました。
ダッシュで停車させた漁港まで戻って、漁港奥へ続く道を進んでいく。
そして、讃岐三埼灯台への道標を見つけたんです。
・・・灯台まで1km以上あるみたい。
この時点で、諦めました。
しょうがないので、遠目から点灯している灯台を撮影しました、いつか再チャレンジしなくては・・・
 夕闇の中、点灯する讃岐三埼灯台
次は仁尾港灯台。
これは仁尾港まで行けば点灯しているはずだから見つかるかと思っていたけど、見つけられませんでした。
点灯しているのは防波堤灯台だけ。
「まぁ、讃岐三埼灯台を落としたから、ココも次の機会にしよう」と思い諦めた。
帰京後調べると、仁尾港灯台は平成13年に廃止されたんですね。
(平成13年11月9日発行の六管区水路通報第44号を参照しました)
そら見つからないわけだわ!

本日はここまで。
夕飯を食べなくてはとお店を探すも見つからない。
気づけばお昼も食べてない。
うどん三昧が、食べずに香川が終わっちゃうよ〜。
しかも地図を見ると、この近郊に温泉がないという状況。
道の駅『ことひき』に到着して予定を考えるが良い案が見つからない。
高瀬まで戻ったら温泉はあるけど、戻るのは嫌だな〜、うどん屋ももう閉まっちゃってるんじゃない?
などと考えた結果、温泉を諦めて、高松自動車道・大野原ICから豊浜SAまで行き夕食を摂ることにした。
まぁ一応香川でうどん食いましたぞ!
そして、松山自動車道の入野PAに到着。
ここを寝る場所として歯を磨き明日の予定を考えて眠ることにした。。。




走行距離:控えてなかった


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