2008/10/12 : 島根半島弾丸ツアー、十六島鼻灯台リベンジ!

10月11日に、ちょっとした用事で実家の山口に戻っていたのです。
ホントにちょっとした用事だったので、あっさり目的は終了してしまった。
戻るのは13日だから12日はどこか行きたいなぁと思っていたのです。
狙っていたのが十六島鼻灯台。
昨年の夏に挑んだものの道が分からず近づくことができなかった灯台なんです。
断念したままってのも・・・と、いつかはリベンジしないとと決めていた場所なんです。
「今回は場数を欲張らずに十六島鼻灯台メインにしよう!」
ってな感じで、12日の3時15分に起床して車に乗り込んだ。
ルートに関しては、下準備も含めて全くしていない状態だったので、この時点で地図を開く。(遅っ!!)
「取りあえずは中国道を三次まで行くかぁ」
と決め、早朝3時35分に出発。

下関ICから中国道へ。
山陽道の分岐・山口JCTまでは交通量も多かったけど、そっから先は車がいなくなった。
走行しやすいけど、結構不気味・・・
深夜のパーキングエリアなんて、休憩で止まっている車は絶対いるはずなのに、朝倉PAや深谷PAでは車すらいなかった。。
しかも霧が発生している場所があって走行が厳しかった!
ってな感じで広島北JCTを通過。
ようやく車も多くはなってきた。
そして江の川PAに6時に到着し、御手洗いを済ませておく。
そして三次ICからは北上を開始!
 誰もいない、早朝の三次市内
国道54号を進んで島根県入り。
その後、三刀屋木次ICから松江道・山陰道を通って松江市内に到着した。

いきなりメインの十六島鼻灯台に行ってしまうのも何なので、まずは美保関灯台にでも行っときますか!と思ったんです。
国道431号から県道2号を進んで美保関灯台に到着したのが8時25分でした。
ちょっと雲が多くて残念だけど、ボヘ〜っと辺りを散策しますか!
と公園内を撮影しながら歩きまわってました。
美保関灯台は過去訪問したのは早朝ばかりだったで日中の様子が分からなかったのですが、やっぱり人が多かったですねぇ。
しかも9時過ぎから灯台に隣接するビュッフェが開店したのです。
中に入って、第一等内光レンズがお出迎え。
 とにかく大きなレンズです!
圧倒的な大きさに感動しました。
しかも、灯台手前の金網の扉が開かれていたのに気づいた。
「お!ここは通常は中に入れるのか!」
ってなことを初めて知りました。
早朝に訪れた時は施錠されてて、入れなかったからねぇ。。
そのお陰で灯台横にある照射灯の名前もようやく知ることができました♪
 美保関地ノ御前島照射灯
 灯台に近づけたのねぇ
 敷地内に入れたので見れた♪
曇りがちな天候もお日様が顔を覗かせてくれました。
しかも雲が素敵な模様を描き出してました。
スカッとした快晴よりも、多少雲がある方が個人的には好きなんですよねぇ。
けど、雲が多すぎると・・・ということで諸刃の剣なのですがね。。
そんな感じで撮影を終え、9時25分に出発したのでした。

続いては津ノ和鼻灯台に寄ってみました。
県道152から37号を進んで行くと、遠目に津ノ和鼻灯台を確認。
漁港を回りこむように灯台への入口を目指していく。
・・・・道が狭い!!
「前回来たときも車でここを走行したっけか!?」
と思わせる程、厳しい道だったのです。
慎重に運転しつつ、灯台へ至る山道の入口に到着。
 写真中央辺りに入口が。。
 こんな感じで待ち受けてます、車はここに捻じ込めました
灯台入口の先(行き止まり)には軽自動車が停車されていたのです。
「これってUターンできないんじゃないか!?」
と思ってたら、自分の車の後ろから車が来ていたのです。
焦って身動きが取れない状態になりました。
「ロープが張られているけど、取りあえずは灯台に至るこの脇道に車を突っ込んでおくしかない!」
と車を降りて後ろに迫っていた運転手に、
「ここに車を停めておいても構わないですかねぇ?」
と話すと、
「大丈夫でしょう、邪魔なロープは外しておきましょ!」
ってな感じで入口に張ってあったロープを解いてくれたのです。
御礼を言って何とか車を草むらに押し込めることができました。
カメラを持って山道へと上って行く。
上りまでは比較的しっかりした道を進んだけど、下り始めてからが所々道が狭く滑りやすい個所もあったな。
 舗装された所もあるのよ
けど、無事に津ノ和鼻灯台に到着。
う〜ん、雲が多いな、ただ晴れてても逆光だわ。
と思いつつ撮影開始。
岩場を彼方此方移動しながら撮影していると、、、蛇がいました。
かなりビックリしました、そして帰りの、そしてこれから訪問する他の灯台の道のりが急に不安になりました。
まだ旅の序盤だってのに・・・
何とか蛇に会うことなく駐車した場所に戻り10時半に出発することができました。

ここまで来たなら多古鼻灯台にも行ってみることにしたのです。
ここは十六島鼻灯台と同様、灯台の間近までは行ったことなかったので。
『マリンパーク多古鼻』手前の道標に『多古鼻灯台』を確認。
 灯台の案内が♪
前回見つけた灯台へ至る道らしき階段を上って行ったのです。
「時間もあるし絶対辿り着いてやるぞぉ〜!」
と意気揚揚と階段を上って行ったのです。
 入口はここかな??
・・・これが大失敗!
しばらく上っていくとクモの巣が異様にあるんです。
しかも、あっという間に道がなくなったのです。
諦めて車道まで出ると多古鼻灯台らしき姿が山の上に確認できた。
「この入口からだとかなり距離があるな・・これは灯台への道ではないのではないか!?」
と確信しましたね。
一旦、『マリンパーク多古鼻』まで行ってみましたがキャンプを楽しむ方たちの視線が・・・
「今回は諦めるかぁ」
と引き返そうとした時に施設内の地図を見つけたのです。
「もしかして、この施設から灯台に至る遊歩道があるんでない!?」
ってな感じで施設からピロ〜っと延びる遊歩道らしきルートを見つけたのです。
 看板の下方の遊歩道が気になるな。。
ただ、再度車を停めて確認するのは止めました。
かなり挙動不審に思われそうだったので・・・
またいつか確認しに来たいですね〜。

ここに来て雲が多くなってきたので潜戸鼻灯台はパス。
松江市内に戻って昼飯を購入。
そして、いよいよ十六島鼻灯台へ。
県道275号を進んで十六島鼻灯台の港を通過。
そして灯台へ至る入口に到着。
カメラを持ち、いざ出発!
と気合を入れたのですが、相当に難儀しました。
 道を間違った・・・
車道からの入口は2つあるし、山道自体は分岐点があるし・・・
ただ、前回訪問した際には見つけられなかった道がはっきりを確認できたので助かりました。
これは前回遠目ながらも灯台の位置を確認できたので、大まかな位置が分かっていたのも大きかったです。
 割としっかりした道でしょ
こっからは灯台までまっしぐら!とは行かないのです。
クモの巣が凄まじすぎたのです。
数メートル歩くとクモの巣が張られていたのです。
巣を払いのけつつのため、前に中々進めなかったです。
 クモの巣を破壊した証?
どうにかこうにかして十六島鼻灯台に到着できたときは嬉しかったですねぇ!
景色も素晴らしい〜〜♪
灯台内部への扉の前にクモの巣があったのには、灯台に至る道を象徴している気がしました。
 クモ灯台です!?
ここで持ってきた昼飯を食べました。
その後、思う存分撮影しました。
ってたって撮影スペースはあまりなかったけど・・・
そして13時55分に駐車した場所まで戻り出発したのでした。
十六島鼻灯台への道は迷路みたいで面白いですよ〜。
訪れた際には是非探しだしてみてください。
おいどんは・・・ほとんど全てのルートを歩きました。。。
お陰で周辺はかなり詳しくなってしまいましたわ!

あまりのんびりもできないのでボチボチ戻りますかぁ。
ということで国道9号まで戻ることに。
その際に沢山の幟を見かけました。
翌日に出雲駅伝があるようですねぇ。
 明日はここを走るのかぁ
その後は国道9号を山口に向かって走行していたのですが、立神灯台には寄ってみました。
ただし、漁港からの遠景のみの撮影。。。
道は3年前の訪問時に伺ってはいたのですが、行く気力はなかったです。
「ここはこの絶壁込みの景色が似合う!」
と自らに言い聞かせて撮影しました。
ホントは行きたかったんですがね。
十六島鼻灯台で歩き回りすぎたもので。。。
ただ、この断崖絶壁は凄かった!これは間違いなかったのです。
 羽根東港南防波堤灯台
 すごい断崖ですよねぇ〜
「後は夕焼けをどこで迎えるかだな」
と場所を見計らっていたのです。
最初は道の駅『ゆうひパーク浜田』に行ったのですが、時間が早かった。
ということで道の駅『ゆうひパーク三隅』まで行ったのです。
これが大失敗!!
この道の駅からだと夕陽が山影に隠れていたのです。
「これは行ったことないけど魚待鼻灯台まで行くか!?」
と思ったけど、やっぱり道が分からず断念。
魚待鼻灯台近くの漁港にて無情の日没となりました。。。

この後は国道9号を山手に入って行きました。
途中、無性に眠たくなったので道の駅『長門峡』(だと思う)で仮眠をとりました。
その後、小郡ICから中国道で実家に戻ったのが21時でした。
まずは十六島鼻灯台に到達できたのは良かった。
けど、事前の準備不足で何かと慌ただしかったのは反省点ですかねぇ。
まぁ無事に戻ってこれただけでも良しとしないとね!


走行距離:814km


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