2009/09/20 : 離島灯台を巡る!山口県・野島編

19日からシルバーウィークで5連休。
今年は仕事の都合上、夏休みもなくしばらく実家へ戻ってなかったので、帰省しようと決めてたんです。
18日の仕事を片づけた後、九州道をひた走り19日の深夜に下関に到着。
ただ、戻ってから特段何をするって予定もなかったんですね。
「ボーっとしとくのもなんだよなぁ」と灯台訪問しようと思ったんです。
だけど、実家のある山口県内の灯台は粗方行ききった感があるし。。。
ETC1000円で遠出って手もあるけど、渋滞ひどそうだからなぁ。。。
と考えた末に思い立ったのが島巡り♪
小さな島に聳える灯台を訪問する、かなり魅力的!
あれこれ考えた末決めた今回のターゲットは山口の瀬戸内海にある野島の周防野島灯台!
まずは情報収集!っと渡船の時間をネットで調査。
本土・三田尻港出港が8:30、12:30、14:30、17:45。
野島からの便は6:30、9:30、13:30、16:30。
灯台までは歩いて15分(と紹介されてた)だから、島の滞在時間はそんなに必要ないかな?1時間でも十分か??
と思いつつも、ゆとりを持って三田尻を14時半の船に乗ろうと決めた。
1時間半超もあれば十二分でしょう、なんなら時間を持て余しそうか?
なぁ〜んて思いつつ19日が終了〜。

そして20日、昼前に実家を出発。
スカッとした天気で撮影するのにもってこいの快晴です。
国道2号から県道25、338、58号を通って三田尻港へ。
港の手前のコンビニで飲み物を購入しておきました。
そして三田尻港の無料駐車場に到着したのが14時20分。
 三田尻港
荷物を持って乗船手続きへ。
船内で750円を支払い出港です!
大型の船ではないので揺れないかなぁと心配してましたが全く問題なし!
っていうか、ものすごい速度だったのが驚きました。
船酔いすることなく15時過ぎには野島に上陸してました。

「さぁ、サクッと灯台へと行っちゃいましょうかぁ!」と気合い十分に出発です。
港すぐの道を右折し、すぐの交差点を左折して島の山手へと歩いていきます。
 港を出て右
 水色の建物を左で山手へ〜
しばらく舗装路を歩いて行くとすぐに行き止まりに。。。
右手に階段があるものの、ここは向かって正面の電柱奥の小路を進んでいく。
 写真左の電柱脇にぃ・・・
 こんな道があるのです!
すると石階段がお出迎え♪
「参考にしたホムペの通りだ、素晴らしい〜♪」
 そして石段登場
と階段を上ると畦道っぽくなったのです。
少し歩くと分岐点が現れました。
参考にしてたHPでは『最初の分岐は右、続いての分岐は左』って紹介されてたのです。



えぇ〜〜っとですね〜、ボケててですね〜『最初の分岐は左、続いての分岐は右』って勘違いしてたんです。
勘違いに気付くはずもなく左方面へと歩いて行ったんです。
 右だそ!左行くと・・・はずれ!
しばらくすると、きっつい上り坂の始まりです。
9月とはいえ、かなり暑く汗がポタポタと・・・
そして森の中で2つ目の分岐にたどり着いたのです。
「ここを右だよなぁ(勘違い中)」
・・・って右は明らかに獣道ではないですか!?
「けど、紹介してたんだからなぁ(勘違い中)」と足を踏み入れました。
ただ、少し進むと道が消えてしまいました。
藪を掻き分け進んでみましたが道らしいものは全くなし!
「こんな道をホムペで紹介しないだろう、道を間違ったかぁ」
と分岐まで引き返しさらに奥に別の分岐点があると思い山を上って行きました。
そして、頂上付近に到達したものの灯台はもちろん分岐も見つからない。
来た道を戻ろうかと別の山頂を見てみたら・・・
「あ!灯台がある!!」
遥か遠くに周防野島灯台のテッペンが見えたんです。
ここで最初の分岐の選択が誤っていたことに気付きました。
この時点で15分くらいは時間のロス!
少し焦りながら元来た道を引き返して最初の分岐まで戻りました。
そして、そこを右手に上って行ったのです。
ただ、この時点で参考にしたホムペの情報を完全無視した大暴走をしてしまったんです。
少し進んだ先に分岐(四叉路)を発見。
 ここは正面の道へ!右手は・・・
 更に二手に、どちらもNG!!
「俺の左→右って認識が違ってた?ホントは右→左が正しい??けど、ここの分岐、左手は厳しそうだな・・・」
左手(見た目は直進っぽいですが)は草ボーボーの細い道、右手(更に二手に分かれる)は割としっかりした道だったんです。
「ホムペで紹介される位だから・・・道はしっかりしてるはず!」
と右手へ。
すぐの(直進と左折の)分岐を直進。
道は綺麗な下り坂、、、ただ行った先は畑で道が消えてしまいました。
「それなら!」と直進ではなく左折して畑の脇を上る道をチョイス。
道は細いながらも山の奥へと続く感じ。
今度こそビンゴだ!と思ってましたが・・・辿り着いたのは畑でした。
「どこかに道があるに違いない!」と探してみましたが、やっぱりダメ。
ここにきて完璧に焦り始めました。
諦めて港に引き返そうとも思いましたもん。
残された選択肢、四叉路を直進するルートを進むことに。
出だしは草が生い茂ってたけど、少し歩くとそこそこの道でグイグイと山手に向かう感じ。
「あぁ、この道が正解っぽいなぁ。久々に『やってもうた』なぁ」
と思いながら頂上付近に到着し、そこを右折。
 山火事注意の赤看が目印♪
椿のトンネルを進んでいくと・・・階段を発見。
 緑のトンネル
 そして階段登場
そしてついに周防野島灯台に辿り着いたのです。
この時点で16時、15分の道のりを1時間かけてしまいました。。。
船が出港するまで30分しかない!
ってことで慌ただしく撮影をしました。
スペースが少なく至近距離から見上げるアングルしかない感じ。
 やっと着いたぁ!!
少し離れれば森が邪魔〜〜。
「これは迷子になった時に遠目から確認できた場所で撮影しとけば良かったなぁ」
と反省しつつも撮影完了。
気付いた時には藪蚊に数か所刺されてました。。。
16時17分に灯台を後にしました。

その後は小走りに山道を駆け下って行きました。
乗り遅れたら野島一泊!
それだけは避けなければと必死でした。
そのお陰で無事に出港前に戻ることができました。
汗びっしょりでしたけど・・・
当初、時間があったら島にある『大笑い観音』を見ようかなぁ、って思ってましたがそんな余裕一切なしでした。
 待っててくれました、ホッ
三田尻港に戻ってからは寄り道することなく家へ戻った、19時20分。
島巡りのイメージって三重県の神島灯台の想い出があったんですが今回は全然イメージ通りではなかったなぁ。
次回行く機会があれば、も少しゆとりある訪問にしたいです。
ま、全ては自身の方向音痴?単なるボケ??が原因なんですがねぇ。


走行距離:166キロ(実家から三田尻港の往復距離)


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