2009/11/16 : 灯台巡礼の道を行く!愛媛・高知灯台探しの旅

朝6時に起床。
身支度を整えて6時半にチェックアウト。
近くのコンビニで朝飯などを購入したのちに車内を温めながら今日の目標の再確認。
本日は宿毛市までの灯台コンプリート!
割と歩きそうな場所もあるけど島の上にあって遠目からの撮影で済ませようと考えてる場所も数か所。。。
「車の走行距離もそんなになさそうだし宿毛までは絶対行けるっしょ!」
っとホテルを7時前に出発。
天気は曇り、まぁしょうがないかぁ。
国道に合流する交差点で目の前に宇和島城の姿が見えました。
国道に入ってから黙々と南下し宇和島市を通過。

本日最初は庄ノ島灯台。
ってたって、島にある灯台だから近くまでは行けません。
ということで、遠景の撮影できそうなポイントを事前に検討していたんです。
島に最接近できそうな半島があるけど道がなさそう。
ってことで考えたのが県道37号から『掛網代』地区から狙い撃ち♪だったんです。
県道37号に入り『道100選』の一つである『南レク街路』へ。
綺麗に紅葉された良い感じの道を走行していると公園?の一角に灯台らしき建物があるのを発見した。
ただ、停車場所がなくここは無念のスルー。。。
まぁ、庄ノ島灯台撮影後に再度通るから、その時に確認しようということで、ここは先を急ぐことに。
公園を通過してすぐに、四国名物とでも言うべき?の、結構な狭路の始まりです。
朝の通勤・通学ラッシュのようで対向車も結構多く、狭い道を歩いて通学する学生たちも多い!
そんな中を『尻貝』バス停先を直進して県道を逸れていく。
行き止まり手前の漁港に停車させて灯台の姿を発見!
突き当たりにあった『鰤珠観世音菩薩』像の脇から撮影開始。
 鰤珠観世音菩薩
やっぱり、距離的には柏崎の方が絶対近いんだろうけど、島影に隠れるかもしれませんねぇ。
(道があるのかも不明だしね)
到着後しばらくは雲の切れ間から陽が差してくれたけど、すぐに雲の中に隠れてしまいました。
まぁ、陽が差してくれただけでも感謝しないとね♪
車に戻り、漁港を出発したのが7時50分。
県道を戻る際も車が多くて離合するのに難儀しました。
(ダンプ来るし!!)
来るときに気になっていた灯台らしき建物を確認しようと、施設に隣接した駐車場に停車させて灯台へ!
っと思ったら、敷地内に入ることができなかった。
渋々お堀を挟んで確認してみました。
 こりゃ灯台だよね!?
レンガ造りだけど・・・これは灯台もどきでしょうかねぇ!?
廃灯を移設したって感じではないようでしたよ。
ちょっぴりだけ撮影して出発、国道に合流した。

続いては由良半島の2灯台!
まずは須下埼灯台。
国道から県道318号へ逸れてすぐに立てられていた半島の観光案内板を確認。
2つの灯台もしっかり描かれていました。
 2灯台がある♪
「よしよし」と、気合いを入れて県道をひた走って行く。
どこまでも続くうねうねの道でハンドル握る腕がしんどいわぁ〜。
しばらくすると船越運河に架かる橋が。。。
橋の袂を見ると灯台の姿が!
5月に訪問した『細木運河北口灯台』的な感じ、いやそれよりも防波堤灯台っぽくなかったのでメッケモノです♪
「これは想定外の灯台に違いない♪2灯台訪問後に確認してみるか。」
と一旦通過。
そして一度県道292号を走行してから『須下』地区に向けて一気に下っていき海岸沿いの道に出た。
「そこから灯台は左手にあるはずだけどねぇ〜〜♪」っと左折。
・・・すると。
「道、狭っっ!!」
 狭〜〜っ!
徳島の刈又埼灯台訪問に比べれば幾分広いけど道幅がかなり狭いんです。
ゆっくり慎重に進んでいく。
そして、どうにかこうにか神社のある地点まで到達、すると行き止まりになってしまった。
灯台は海岸沿いではなく少し高い場所にあるようだったので、迷わず神社へ続く石段を上って行く。
 神社まで行ったらNGよ
・・・う〜む、道がないよ。
完全に無駄足でした。
階段を下りて、他に道がないか町の中をウロウロ・・・。
落石の防護柵の切れ目から行けそうな道が何箇所かある。
けど、また道を間違ってたら嫌だなぁ。
ってことで、農作業をされていたおばさんに道を伺うことに。
すると、突き当たりの未舗装路を少し歩くと山手に向かう道があるのでそこを上って行けば灯台がある、とのこと。
道を探す前に足を踏み入れようとしたんだけど、『私有地につき立入禁止』ってことで確認しなかったんですよね。
御礼を行って、突き当たりに行こうとすると山手に灯台の頭がポツンと見えました。
目標も見つかり、道も判明し、後はただ前進あるのみ!
 立入禁止ですが、失礼しまっす!
立入禁止だったので、「失礼しま〜〜す」と一応断りを入れて砂利道を歩いて行く。
20m位先に伺った通りの道が。
 奥へと道が・・・
少し進むと鎖付きのコンクリの九十九折れ。
それが終わると一直線に伸びる急な坂道。。。
 割と整備されてる??
 イヤ、普通の山道でした!?
足にかなりくる道ですが何とか灯台に到着。
少し灯台の脇で息を整えるため休憩してから、撮影開始。
・・・案の定というか撮影スペースは少ないなぁ。
天気もどんよりだしねぇ。
悪戦苦闘しつつも撮影完了。
 灯台脇で小休止。。。
戻るときは急で枯れ草で滑りやすい斜面のため、足にブレーキをかけつつの下山です。
そんな感じで何とか無事戻ることができました。
距離はそんなになかったけど疲労は結構なもの。。。
「次の灯台の方がヘビーな気がするけど・・・これは運動不足かなぁ」
っと、車の中で暫く息を整えてました。
そして9時40分に出発。
集落を貫く狭いせま〜い道をクリアして県道に合流しました。

続いては半島にもう1つある、由良岬灯台。
地図を見ると灯台は県道終端から、かな〜〜〜〜〜っり遠い場所にあるので苦戦必至。
山道を示す線もなさそうだし。。。
まぁ、道さえ見つけられれば歩く距離は5キロほどか?
それなら片道1時間位で到達できるかなぁ、っと見積もっていたのです。
県道292号を進み、突き当たりの『本網代』バス停がある漁港脇に停車させたのが10時5分。
駐車した場所の奥にそれっぽい階段を見つけたので、山登りの準備をして、さぁ出撃じゃ〜〜!
と思ってたら、丁度おばさんが通りがかったので一応道を伺うことにしたんです。
「すみません、この岬の先に灯台があるのご存知ですかぁ?」
「はぁ」
「(見つけた道を指さして)あの道がそうなんでしょうかぁ?」
「いえ、道は確かなくなってしまってますよ。灯台に行くには船とかしかないらしいですけど」
「え!なくなったって崩落とかしちゃったってことですか??」
「ええ、行くにしても1、2時間はかかるような場所でしたよ」
「ちなみにその道はどこから延びてたんでしょうか?」
「ここから、県道のガードレースが山手に見えるでしょう?その脇から道がありますよ」
ってな感じでした。
う〜ん、どうすっべか。。。
道がなければ到達は諦めるしかないよなぁ。
けど、行けないってことはないんじゃないのかなぁ。
ちょっと崩落個所がある程度なんじゃないかなぁ。
とにかく、ちょっと行ってみようかなぁ。
無理なら引き返せばいいことだしねぇ。
ってことで、まずは伺った入口へと向かうことにしました。
県道の結構高台にある地点から道が延びているのを発見。
 画面右の山道を進むと、、、
 この道標があるのよ!
改めて身支度を整え、山道へ足を踏み入れる。
07年に三重県で拾った杖が久々に出番です!
山道に入ると、すぐに生い茂る草木の洗礼が。。。
そこに張り巡らされた蜘蛛の巣も相当数!
「確かに『道がない』ってのも頷けるな。けど、これ位なら行けるだろ!」
と余裕かましつつ、杖を振り回しながら蜘蛛の巣を破壊しつつ前進。
しばらくするとロープがお目見え♪
 ロープがお目見えです
今回はフル装備なので軍手もしっかりしてますよ〜。
っとロープを伝いながら上へ上へと向かっていく。
上りきると、稜線に続く割と開けた道となったのです。
少し進むと石碑が2つ並べられている。
 稜線にでるとある石碑
しかも行く方向の木々に赤や黄色のテープが巻きつけられているのです。
「こんな感じなら余裕で行けそうだ、ここまで来るのがきつかったけど。。。まぁ良かったよかった」
急角度な上り坂でも道がしっかりしてるから大丈夫!
なんて思ってた私が阿呆でした。
少し進むと稜線から外れて左手に山頂側が位置するようになると、道幅がかなり狭くなってきたのです。
至るところでがけ崩れを起こしているみたいで道がなくなってたりするし。。
更に小石が多くて足の踏ん張りも利かないし。。。
「これがおばさんが仰ってたことか。確かに厳しい道だ。けどビニテがあるし心強い!」
と木々に巻き付けられたビニールテープに従い、先へ先へと進んでいく。
(今にして思えば、これはまだ序の口でした。。。)
崩落エリアをクリア後は両サイドが海を確認できる、ホントの稜線を進むことに。
(木々が邪魔だけど歩くのは楽しかった♪)
そんな良い道も束の間、すぐに道の両脇から木々が激しく生い茂るゾーンに突入。
蜘蛛の巣も尋常じゃない。
持ってた杖で巣を破壊しつつ前進を続ける。
(さながら狂乱した侍が刀を振り回すように!?)
途中、木々が途切れた地点で雨崎と思われる岬が一望できる場所に到着。
景色はかなり良いぃ!けど疲労の方が圧倒的に強いぃ!!
暑さでTシャツだけになりました、11月だってのに。
ただ、アップダウンは少なくなっていたので、休憩することなく足が前に出るでる。
そして歩き始めて1時間。
突如、道標が目の前に飛び込んできたのです。
 ここが運命の分岐点!!
『登山口→』
手書きで最高地点なんて文言も追加されていました。
「灯台は確か山の頂上になんてなかったよなぁ、ここで別のルートになるのかぁ?」
と思ってたら山頂ルートとは別の方向(下方向)にテープを発見したのです。
「ビンゴだ!こっから別のルートになるんだな」
っと、やや下る感じの道をテープの指示通りに突き進んだのです。
(この前に全く別の道・小猿島へ向かう岬方面かな?を行きテープが見つからず敢え無く断念、時間にして10分のロス)
しばらくすると石の門が現れました。
その奥には神社がありました。
 由良権現神社
これが『由良権現神社』です、道標もそうですが人工物を見るとホッとします。
「そうだ!灯台の手前には神社の地図記号があったよな!!」
っと、自身の歩いている箇所を頭の中でイメージし、ルートが間違いないことを確信して一安心。
無事戻れることを祈ってから、神社の先へ・・・
と神社少し下る地点に差し掛かるとテープを発見!!
小さな溜池の先にも道が延びている感じだったのです。



ここからのルートが今までの灯台探しの中で史上最恐最悪だったんです。
(この旅を終えて、改めて今まで訪問した灯台の中でルートがきつかったものを思い返しても由良岬灯台が一番かなぁ)
はっきり言って道なんてないに等しかったのです。
木々の間を掻い潜って、等高線をキープしつつ斜面を伝い歩くって感じでした。
崩落している箇所多数。
足場が悪いので踏ん張りがイマイチ利かない。
更に足を乗せた岩が崩れて滑り落ちる(まぁ『ズリズリィ〜〜』って感じで1m位ですけど)こと2度。
蜘蛛の巣にハマること数え切れず。
足は疲労で力が入らない状態になるし。
「ホントにこれは道なのか??」って感じのただの斜面に沿って進むのです。
これなら、登山口の道標までの道のりの方が断然楽だったよ。
『奥へ行けばいくほど過酷になる』まさにこんな感じでした。
「最近崩落した?」とか「船ばっかり利用して山道は整備されてない?」
など疑心暗鬼になりつつも、目印のビニールテープはずっと奥へと続いていたのです。
 ビニテだけが頼りです
今や『頼みの綱』はビニテだけです。。。
ただ、前に進めば進むだけ引き返す時のルートが厳しいことは必定!
しかも現時点で道なき道を歩いている状態なのに、帰りに今歩いているルートをトレースできる自信もない。
さらに頼りのテープだってホントに灯台に続くための道標なのかは全く不明。。。
『テープに従っていった先は何もない岬でした!』なんてこともあり得ないこともない。
何度「引き返すなら今のうちだぞ!」っと思ったことか!!
そんな感じでいると、木々の間に少しだけ景色が窺い知れる場所があり、そこに灯台の姿が見えたのです!!
米粒位の大きさでしたが確かにそれはそこにある!のを発見したのです。
木々の間で望遠で狙って今すぐ引き返したいけど、絶対撮影なんてムリ。
まぁ、ルートだけは間違いなさそうです。
ただ、まだ距離は長い。
時間は昼過ぎだったけど「ヘタしたら遭難!?」ってことをずっと思っていました。
折れきった心でも、力が入らない足でも、前へ歩みは進めていきました。
行くも地獄、引くのも地獄、なら前に行け!だったからでしょうか。。。
後は「後10m先に行けば道が開ける!!」って勝手な妄想してたからでしょうか。。。
デジカメの撮影履歴を確認したら神社から灯台まで30分位だったのですが気持ち的には1時間はかかった感じでした。
どうにか草木を払い除け前進を続けていくと『ボンッ』と視界が開けたのです(森の中ですが。。。)。
良く見ると山の稜線に出た感じの地点でした。
左右を見渡すと、しっかりした道がある。
左は灯台へ続く下り道?右は山頂へ続くような感じです。。。
更にさらに、右手に続く道の先にもビニテがある。。。
「・・・これはまたまた『やっちゃったんじゃないの!』かぁ!?」
恐らく『登山口』の道標の地点を山頂めがけて進んでいけば別のルートがあったようですね。。。
はぁ、力が抜けてしまいましたよ。
「まぁ綺麗な道があれば遭難は免れた!帰りは正しいルートを通ろう!」と、灯台の方向へ。
一気に下って行くと、、、ついについに灯台に到達したのです。
 何てお洒落な造りなんだっ!
歩き始めて1時間50分。
出迎えてくれた灯台は・・・フツーでしたね。
灯台脇には、歩いてきた道とは別のコンクリ階段の道が延びていました。
少し歩いてみましたが、これが船で来た場合のルートでしょうかね。
歩くのが嫌だったので船着き場があるのか確認してませんが。。。
しばらく休憩したのち、撮影を開始。
ってたって撮影する場所はここも少ないのです。
まぁ、辿り着いた達成感は大きかったですけど。。
さすがの岬ですから風がかなり強くうねる音が凄かったですねぇ。
雲も多くて残念でした。
けど、もう二度と来ることはないだろう、多分、いや絶対ないでしょう!?
一通り撮影をすませて、いよいよ出発することに。
時間としてはお昼だったけど、明るいうちに戻りたかったので。。。
灯台の先には要塞跡があるそうなんですが見る余裕は一切ありませんでした。
「早く逃げ帰りたい!!」の一心でしたわ。
帰りは来た道とは異なるルートを選択しました。
『由良権現神社』ルートは絶対にイヤ!!って思っていたので。。。
いや、正確には神社ルートへ逸れる交点が分からないまま山頂ルートとなってしまったんです。
結論からいえば、『登山口』のルートの方が道としてはしっかりしていたかなぁ?
ただ、灯台から一気に山頂まで行く道が猛烈に厳しいかった!!
当然ながらロープはありましたよ。
けど、延々と斜面が続くのに3ヶ所ほどしかロープがなく、実質自力で上らないとダメだったんです。
体感的には斜度45度はあったような。。。
(ホントは60度あるだろ!っと感じたのですが、、、冷静に考えるとさすがに60度はないか)
目の前に聳える壁を乗り越える感じで、ほとんど崖登りって感じでした。
だけど、それ以外はしっかり道はあるし、何といっても頼みの綱のビニールテープが結構な量あったので気分的には楽でした。
力の入らない足をどうにか動かしながら、ヨロヨロと歩き続けました。
途中、最高点らしき場所に着いた時は感動しました。
 三角点を更に進むと、、、
 サイコーですやん!!
木々もなく岩場から見下ろす景色は最高でしたよ。
けど、これを見たいために歩いてくるのは・・・・ないな(笑)
行きの数倍の疲労を蓄えた状態で戻ってくることの何ときついことか!
『登山口→』の道標に辿り着いた時は、叫びたいほど嬉しかったもんなぁ。
まぁ、そこからまだ1時間位は歩くんですけどね。。。
 この道標から稜線を外れてゴール!
そして、どうにかこうにか停車させた場所に戻ってきたのが14時。
疲労困憊、それ以外の言葉はありません。
ズボンとかに着いた草の実を払いのけ、しばし休憩してました。
灯台到着時に気付いてたんだけど左の親指に2、3cm位のマメができていました。
履きなれた靴だったんだけど、斜面に踏みとどまるために変な処に力を入れてたのかなぁ。
歩くのが辛くてしょうがないですよ。
あす以降、どうしましょ!?
ってことを思いつつ出発したのでした。



<参考>
上記の通り、由良岬灯台へのルートは途中から2通りありました。
1つは『登山口』に従う『最高峰』ルート、も1つは『由良権現神社』ルート。
今回の紹介だと『最高峰』ルートが楽そうな印象をもたれるかもしれませんよね?
ただ、もし灯台へ行く場合にこのルートを通ると最高地点から急斜面を下ることになるんです。
これを想像すると・・・あまりお勧めできないんですよねぇ。
ロープも所々にしかなく、一回でも足を滑らせると無事な訳なく、恐らく。。。
灯台へ行くルート選択としては、、、
1.道はしっかりしているが、稜線を辿るためアップダウンが激しく、最高地点からの下りは猛烈に危険な『最高峰』ルート.
2.道はしっかりしてなく、草木ボーボー、だけど割と平坦で危険性は少なめ?な『由良権現神社』ルート.
を決めてから挑むのが良いかと思います。
(「行かない!!」ってのが最良の選択肢だったりして)
ただ、今回の訪問で「ビニテを木々に括りつける人って凄いなぁ!」っと尊敬しました。
自身はそれに従って前進しただけ、ですからね。
ホント、いい仕事してますよねっ!!



行きに気付いた船越運河の灯台へも立ち寄ってみました。
(運河ができるまでは船を担いで山を越えてた、だから『船越』ってわけね♪)
新しい橋脚工事のため立入禁止となってましたが工事の方に事情を説明して近づくことができました。
「さぁ、なんて名前なんだぁ。『船越運河北口灯台』かな?」
と思ってると。。。
 橋の下にある灯台
『船越運河北口防波堤灯台』
防波堤灯台っすか!?惜しいっ!!
どう見ても防波堤って感じじゃないんだけどなぁ。。。
ガッカリです。
けど、しっかり撮影はしましたよ。
ロケーションは結構好きだったので♪
その後、県道292号から国道56号へと復帰し由良半島に別れを告げたのでした。

これからは灯台の望遠撮影が続きます。
「手抜きするな!」とご意見もあるかもしれませんが、島にあるからしょうがないっす。

まずは塩子島黒碆灯台。
これは国道から確認することができました。
適当な場所で停車させてササッと撮影完了。
島というよりは、ちっちゃな岩場の上に灯台があるって雰囲気でしたよ。

続いては小貝碆灯台。
事前調査では島にある灯台らしいので到達はできない??
ってことで国道の『内海隧道』の側道に逸れ、遠目からの撮影を行いました。
ただ、そこから見た雰囲気は行けなくもなさそう。。。
「けど、今日はさすがに疲れてて行きたくないなぁ」
と国道に戻って車を走らせていると灯台はやっぱり島にある様子が見て取れた。
助かりましたよ、行けそうだったらどうしてたかなぁ?

最後の遠景撮影は伊予鹿島灯台。
その前に国道沿いにある道の駅『みしょうMIC』に立ち寄りお手洗いなどをすませる。
 道の駅にて小休止
そして県道320号から県道34号へ。
遠目から灯台の姿を確認できたけど、できれば近くから撮影したい!と思ってたら・・・
道路沿いで最も近そうな場所は木々に覆われ撮影しにくかったんです。
ただ、釣り場があるようで海岸まで山道を下れば何とかなるかな?とは思いました。
きつかったので行ってませんが・・・ねっ。

文章の量も由良岬に比べれば少なめですね。。。
以上、『手抜き3連発』でした♪

本日最後は高茂岬灯台。
暗くなってきたので急ぎ車を走らせる。
途中、サルの群れと遭遇したのには驚きました。
道自体は割と広めで問題なし。
県道の終点に到着したのが16時15分。
 高茂岬
広々した無料駐車場もあり、お手洗いもありました。
岬から広がる景色も素晴らしそうだ!風はかなり冷たく強かったですがねぇ。
けど灯台は??
っと電線が続く先へ行ってみたらありました。
「森の中の控えめな場所に立ってるねぇ。標高あるから背の低さも手伝っているのかな?」
と思いましたよ。
手前にあった広場にド〜ンと大きな灯台があったら、今よりももっと人気スポットにもなっただろうに。
なんて思いつつ撮影しようとしたら、ちょうどのタイミングで点灯開始♪
少ない撮影スペースの中、そして暗い中、どうにか撮影完了。
駐車場に戻って出発したのが16時40分でした。

本日はここまで。
ホントは今日までに天嶬鼻灯台と伊予深浦港荷碆鼻灯台までは行きたかったんだけど。。。
これは明日以降に持ち越しですね。
進捗が遅れがちになってきたぞ、やばい。
と思いつつ、県道34号を通って国道56号に復帰。
国道沿いにある『一本松温泉・あけぼの荘』に泊まろうとしてたんです。
そこからなら天嶬鼻灯台などに引き返すのも億劫じゃないしね。
っと思ったら予約満杯で宿泊不可ですかぁ!?
ヤバい。。。
しょうがないので高知県に入って宿毛市内まで行くことにしました。
まずは給油をして、今夜の宿探しです。
どこが市街地なのかイマイチ分からないまま、まずはフェリー乗り場に行ってみようと思い立つ。
けど、宿が見つからない。
そうこうする内に狭い道を抜けてると、国民宿舎『椰子』の看板が。。。
「まぁ泊まれればOKだし、空きがあるか聞いてみるかぁ」
と確認してみたら宿泊OK!
アッサリ今夜の宿が決まりました。
夕食込みで7350円。
温泉で今日の疲れを癒し、夕飯も豪勢でしこたま食いました。
 豪華!!
部屋に戻って明日の予定を考える。
明日はどうも天気が悪い予報。
雨なら灯台探しは中断かな?
降ってなければ続行だけど、こればっかりは明日にならないとね。
ってことを検討しつつ12時に就寝しましたzzzz




走行距離:745km


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