2010/07/26 : 灯台天国!!灼熱地獄?!長崎灯台探しの旅

携帯のアラームで目が覚めたのが3時。
運転席での仮眠だから熟睡なんてできません。
ただ、そんな中でも割と眠れた方かも?
洗顔やお手洗いを済ませて出発。
本日は五島汽船協業組合のフェリーに乗船し福江島に上陸するのがベスト。
それがダメなら昨日乗り損ねた九州商船のフェリーに再チャレンジ。
(これでもダメなら別の場所も考えておきました)
ただ、今日こそ福江島に渡るぞ!っと固い決意の下での出発だったのです。

長崎道を下っていき本日も長崎芒塚ICで下道に。
早朝だから交通量も少ない中、あっという間に長崎フェリーターミナルに到着。
本日、乗船予定のフェリーさくらの乗り場は貨物フェリーってこともあり、昨日行った九州商船フェリーの乗り場とは異なっているのです。
見つけられるか心配だったけど、あっさり事務所を発見できました。
遠目にはフェリーも確認できるけどまずは手続きしないとね、ってことで暫し待機。
すると、事務所の灯りは点いているものの人の気配がない。
「あれ?」っと思いフェリーに近づいてみると・・・フェリー横の倉庫らしき建物の中で手続きしていたのね(汗)
車を降り、受付のおじさんの元へ。
「すみません、予約していないのですがこれから出港する5時の便に乗船したいのですが・・・」
「あぁ、構わないよ。とりあえずは申込書に必要事項を記入してね」
「(やった〜!!)あと、帰りが今日の夜の便か、明日の朝の便で戻ろうと思っているのですが・・・」
「えぇ〜とね、(リストらしきものをチェックされ)問題ないよ!」
やりました!
ついに五島に渡ることができるのです。
値段も往復で3万500円と普通のカーフェリーに比べれば格安。
「乗船するときはバックで乗り入れてね」
ってことで、支払いを済ませて意気揚々と乗船です。
周りは貨物フェリーってこともあって普通車はいませんね、いても軽トラ、ほとんどはトラックとかコンテナです。
あとは、航行中にどこで時間を潰せば良いのやら、、、貨物フェリーって客室あるのかぁ?
っと車を下りて、ここから移動しようとウロウロしていたら、お兄さんが、
「奥から上に行けるよ〜」
っとのこと。
どうやら、客室があるのかな?って感じです。
普通の旅客フェリーと違って船の造りが分かりにくい。
トラックの間の狭い隙間をすり抜け、最奥にあった階段より上へ。
扉を開け・・・船内へと潜入します。
「お、雑魚寝できそうな部屋があるじゃないですか♪」
 お、割と立派やん!
6畳くらいの部屋が2つありました、しかも枕と毛布もありました。
(一つは釣り客専用、もう一つはその他のお客用みたいです)
「これだけでも十分な設備だよ、『貨物フェリー作戦』大成功だわ!」
っと、寝る場所を確保したことに満足していると、出港の時間となったのです。
 出港したよぉ〜♪
船外にでて、あちこち撮影していました。
港に停泊している帆船、防波堤灯台などなど、っと朝焼けもこのタイミングでしたね。
『ながさき女神大橋』の下を通過。
 防波堤灯台に・・・
 帆船に・・・
 ながさき女神大橋の下を通過
そして、できれば長崎港三菱重工蔭ノ尾岸壁灯台の撮影できないかなぁ、っと目論んでいましたが場所がイマイチ分かりませんでした。
それっぽいモノは撮影してみたものの・・・どうだろうか?
 この赤灯台か!?
その代り、伊王島灯台の姿が確認できました。
かなり暗く遠かったのでブレブレでしたがね。。。
まぁ、伊王島は橋が建築中なので、ご対面するのは橋の完成後のお楽しみってことで♪
 朝日が昇るぅ♪
伊王島を通過後からはいよいよ外洋に!って感じでしょうか。
もう見るべきものは見ちゃった感があるので、船内にて眠ることに。
部屋に戻ると・・・お、人がいるなぁ。
2名のトラックの運ちゃんらしき方がおられたので、釣り客用の部屋にて眠ることに。
エアコン効きすぎて寒かったけど、すぐに眠りに落ちて行ったzzz
あまり熟睡はできなかったけど、しばらく経って揺れが結構ひどくなってきた。
船の大きさが割とあることを考えると結構時化気味かぁ?
あまり心地よくない揺れの中、うつらうつらとしつつ3時間超。
到着30分前、設定していた携帯アラームが鳴る。
外に出てみると・・・おっ、ついに福江島だ!!
 福江島、現る!
運よく天気も上々、気分も高まってまいりましたよ〜。
後片付けした後、車に戻っていると停船完了。
そして、ついに福江島に上陸を果たしたのでした。
 ぱしふぃっくびーなす号、停船中
島特有の静けさの中、福江島に上陸。
『五島市』というだけあって、案外栄えている感じです。
しかも道も整備されているし。。。
島特有の狭路を覚悟していたので、ちょっと拍子抜けかな。
上陸してから伝わる島の雰囲気を感じつつ、福江島で最初に目指したのが糸串鼻灯台。
市街を彷徨い合流した県道162号を北上。
県道を外れて堂崎天主堂に迷い込んだのはご愛敬。
折角なので観光してみたかったけど、本日は時間との闘い、泣く泣くスルーなのです。
そして、『半泊』の道標より県道を外れていくことに。
「・・・うおぉ!出たっ!この狭さっ!」
って感じで極狭な道の始まりなのです。
1車線ギリギリでしかも路面状態も最悪です。
まぁ、舗装されているだけマシかな。
ところどころキレイに舗装し直されている箇所もあるのは、過去に崩落して補修されたとか??
しかも道路脇の草がボーボーすぎっ!
何度も車をブラッシングしてもらったのには・・・(涙)
ただ、海が見渡せる地点からの眺めは素晴らしい!
ゆっくり時間が流れるこの静けさ、島の醍醐味を味わいつつなんて悠長に構えていたら。。。
最後の最後に強烈な斜度の下り坂!
しかもヘアピンまであるんですかい!!
ってな感じで、どうにか車で行ける先の先まで到達することができた。
車を下りていきなりアブの洗礼を受け、さらにその暑さに昏倒寸前。。。
灯台があると思われる小山へは3つの道が延びていましたが、雰囲気から向かって左の上り坂をチョイス。
 一番左の道をチョイス!
数軒の民家の脇より山へ延びる道を発見、確信を持って小道を上っていくことに。
 画面中央を山の中へ!
でっかいカニに驚きつつ、さらにアブ?のあの羽音が怖くて怖くて。。。
ただ、格好が大失敗だ、いつものハーパン&草履はさすがに厳しい。
けど、履き替えるのに車まで戻るのも面倒なので、我慢だガマンっ!
杖を持ってのアタックだったから、草木を杖で払いのけつつ先に進んでいくとついに糸串鼻灯台に到着♪
「う〜ん、撮影スペースなさすぎっ!」
ってな場所でした。
まぁ、到達できただけで満足感に浸れました。
 併設の照射灯を見上げる。。。
どうにか撮影していると、ここでも大量のアブが。。。
暑さと怖さで、チャチャッと逃げ帰ったのでした。
車に戻り車内の暑さにへばってしまいましたがどうにか出発。
狭い道を引き返しどうにか県道に戻ったのでした。
往きでは出くわすことのなかった対向車とのお見合いをしてしまい、泣きそうになりましたがね。。。

続いて目指したのが立小島灯台。
県道をクリアしていき、どうにか国道384号に復帰。
『魚津ヶ崎キャンプ場』を目標に行けば、灯台近くまで到達するのは容易です。
まぁ、灯台自体は島の上にあるから、あくまでも『近くまで』ですがねぇ。
って感じで余裕をかましつつ、無料駐車場に到着。
駐車場手前には沢山のヒマワリが咲いていて良い雰囲気じゃないですかぁ。
公園内の彼方此方から灯台を撮影していました。
 遣唐使が立ち寄ったそうで
「キャンプ場からなら、もう少し近づくことができるかも」
とキャンプ場内を抜け、岩場を乗り越えた先の景色も中々♪
もっと近づきたい気持ちもあるけど、こればっかりはしょうがないよね。
撮影した後、駐車場に戻るためキャンプ場の遊歩道を歩いていると・・・
車道との合流地点で、道の両サイドに立っていた車止めにロープが架けられているのに気付かなかったのです。
(車両の通行をさえぎるためか?)
そのロープが低い位置にあったものだから、何も気にしないで歩いていたら思いっきりロープに引っ掛かってずっこけてしまったのです。
肩からカメラをかけていたので、それを守るのに必死でした。
地面にヒットしたもののカメラはどうにか無事動作はしました、ホッ。
なんて思ったのも束の間、左足に痛みが走ったのです。
お、人差し指から出血しているじゃないですか。
それも、結構な量・・・しかもヤバい出血の仕方。。。
更に親指はジンジンとした痺れが、、、これは青アザになってしまいそう??
それ以外にも左肘、右膝に擦り傷も作っちゃって、、、こんなに派手にコケてしまったのは久々だわ。
近くのお手洗いで血を洗い落した後、出発したのでした。
そんなこともあり、この後は熱さと傷とで、かなり気分が滅入ってしまったのでした。

続いて目指したのが五島柏埼灯台。
国道に戻りしばらく進んだ先にあった道の駅より県道へ。
場所は『柏』地区を目指して進めば問題なかったけど、最後には漁村特有の狭い道が。
どうにかクリアして灯台脇の駐車場に到着したのが12時10分。
 駐車スペースは広々。。。
ちょっと堤防に近づきすぎている感があるけど、周囲の雰囲気も良い背高のっぽな灯台でした。
あちこちから撮影していると、おいどんとは逆方向から1台の車が来られた。
鳥取から来られたご夫婦で写真のシャッターを押させていただきました。
奥様が「主人って結構変わった性格なもので・・・」なんて仰っていたのが印象的、仲良さそうな素敵なご夫婦でしたよ。
そんなことがありましたが、ここに来て先ほど痛めた左足の親指が異常に腫れあがっているのに気づいたのです。
右の親指と比べて1.5倍の大きさになっている。。。
「これは・・・骨折か!?」
親指を地面につけなければ、歩くことは問題ないけど・・・これはまずい。
ただ、折れているかの確証もないので、気持ちだけ焦ってしまいました。
今日は意地でもフェリーに乗って明日鹿児島に戻って病院に行った方が良くね?
なんて考え出すと。。。
まぁ、どっちにしても今日の夜まではこの島にいないといけないのだから、残りの灯台を訪問しとかないとね!
しかも、捻挫の可能性だってあるわけだし。
とか、楽観的な結果だと信じながら先を目指すことに。

続いては三井楽長崎鼻灯台。
県道に戻るのに苦労したけど途中から海を目指して遠目に確認することができました。
(昔の漁の跡『スケアン』の道標を目指すのが正しい道順かな?)
 潮が引けば石組より内は逃げ場無!
ここは灯台の近くまで車を乗り入れることができるので、車と灯台のツーショットな記念撮影には向いているかな?
四角柱の灯台、照射灯も併設されているようですね。
ただ、この日は到着した時間から逆光気味だったので、海岸側からの撮影をすることにしました。
『スケアン』の近くからだと、順光で良い感じ♪
 スケアン手前から
なんて、気を緩めていたら・・・足を置いた岩が動いて体勢が・・・
危うくまたこけるところでした。
海中には無数のウミウシ?ナマコ??がいて不気味でした。
 ナマコかな?
一通り撮影した後、13時25分に出発。

国道384号に戻り、南下していると海上に灯台を発見。
「かなり遠くにあるなぁ」
とは思いましたが念のため撮影しておきました。
家に戻って調べたらどうやら玉之浦黒瀬灯台って灯台なのですね。
次に行く機会があったら行ってみたい・・・けど、陸続きではなさそうだから、ねぇ。
さらに、車を少し走らせると山手の中に灯台を確認することができたのです。
どうみても灯台っぽい、さらに入口さえ分かれば到達できそう。
ってことで、向かってみることにしました。
荒川港がある集落から少し国道を進み山手を上る道すがらに入口がありました。
 国道より道が・・・
大まかな場所を把握できていたのが大きかったかな。
山道を少し進むと携帯の基地局があり、その奥に灯台発見!
 基地局奥に灯台が!
名前を確認すると玉之浦港荒川灯台でした。
撮影場所は少ないけど撮影しにくいってほどではなかったな。
島巡りは訪問し忘れってのが痛いので、ホッとしました。
(あ、結局は今回の訪問では数基訪問忘れしちゃっていますが・・・)

続いてめざしたのが笠山鼻灯台。
玉之浦港荒川灯台からUターンして県道27号へと向かい、内陸から一気にワープする作戦です。
途中で北海道ばりの一直線な道を走行した後、県道31号を抜け一気に島の南側に移動。
国道から灯台への脇道がイマイチ分からなかったので適当なところで海側へ向かうことに。
農道らしき道を進んでいくとようやく灯台の道標を確認できた。
 この標識を探せ!
後はそれに従って行けば問題なく到達、最後はサイクリングロードじゃね?ってな道でしたが。。。
ここに来て傷めた足がかなりやばい状況になっていました。
ちょっと撮影どころの状態ではなかったですね。。。
更に蒸し暑さが追い討ちをかけている感じです。
 良い公園ですが暑くって・・・
近場でパパッと撮影だけ済ませて戻ってしまったのです。
(海岸まで出て撮影しようかと思いましたが行く気力・体力がなくなっていたかな)
そんなことで、ここでの滞在時間は凄く少なく、あっという間に出発しちゃいました。
来た道を戻り、国道に合流したのでした。

さぁ、続いては福江島の最終にして最大目標の大瀬埼灯台♪
国道384号から県道50号へと車を走らせる。
標識もあり迷うことはありません。
グネグネ道を上り標高を稼いでいくと展望台を発見。
その先の眺望を窺うと、大瀬埼灯台が見えるではないですか!
テレビやライブカメラとかで見たことのある姿です。
ここに来て雲が多くなってきたけど眺めは素晴らしいものがありました。
まずは車道最奥にある駐車場に停めて『祷りの女神』がある展望台に行くことに。
 祷りの女神
痛めた足を庇いつつどうにか頂上に到着。
見渡す景色は素晴らしいものがありました。
ただ、灯台までの距離が一目瞭然・・・かなり歩きそうだわ。
撮影しつつ今後の予定を考えていました。
これから夕暮れまではここで粘って、その後温泉に寄ってから今夜のフェリーで本土に戻ろう。
足の状態を考えて明日は病院に行きたかったしねぇ。
その前に日没までまだ時間がかなりあったので灯台まで歩いてみる?
けど、なまじ灯台までの距離が分かってしまうと行くのも戸惑ってしまいます。
一先ずは駐車場奥にある灯台への遊歩道入口まで行ってみましたが、『灯台まで徒歩往復40分』ってな立て看板がありました。
 駐車場奥にある入口
「げぇ〜かなり歩くなぁ。けど、ゆっくり歩いても日が沈むまでには戻れるだろう」
ってことで、常備してある杖を取り出し山歩き!
道自体はキレイに整備されていて歩きやすい道でした。
 整備された良い道です
ただ、足の痛さは如何ともしがたい。。。
いつもよりも慎重にゆっくり歩いていくと所々に灯台の姿を確認できる地点があったのです。
見下ろす感じが素晴らしい、そして『近づいているぞ!』って気持ちの高ぶりも相当なものです。
そして最後は灯台のある敷地に向けての上り階段!
 さぁ最後の階段だ!
 白黒のツートン階段がお洒落
どうにかクリアし遂に大瀬埼灯台に到達したのです。
「無事たどり着いて良かったぁ、まだ戻りがあるんだけど・・・」
なんて思いつつも、まずは昼食です。
 歩いた道を振り返る
買っておいたパンを食べつつのんびりしていました。
その後、撮影開始。
恐らく昔はこの敷地内に官舎があったのでしょうね、って感じのスペースがありました。
けど、ここに暮らすってのは・・・大変そう。
灯台が改築される前の石組み?ってな遺構(大袈裟?)も印象的。
 改築前はもっと大きかった?
 凛々しいわぁ♪
ただ、灯台のタイルを利用した悪戯(タイルに傷を付けて文字にする)が見受けられたのは残念だった。
せっかく近づいて見てみたら・・・ちょっとガッカリ。
(皆さんは真似しないよーにねっ!!)
ただ、それ以外は素敵なところでしたよ〜。
十分堪能した後、灯台から離れることに。
ここに来て曇ってきたけど、灯台が見えなくなるまで何度も振り返り何度も撮影をしていました。
下ってきた道も帰りは急な上り坂。。。
足に負担のかかる下りもキツいが上りもキツい!!
息を切らせつつどうにか戻ったときには汗びっしょり。
駐車場のお手洗いで顔を洗い汗を拭って夕日が撮影できそうな場所を探すことにしました。
車道近くにある2箇所の展望台をチェックし撮影場所を決定。
後は・・・曇った天気が・・・晴れてくれさえすれば。。。
 あぁ、曇ってる。。。
こればっかりは祈るしかありません。
ただ、今回はあまり期待できなさそうな雰囲気。
一瞬だけ薄雲の中から太陽の姿が見えましたがすぐに厚い雲の中に消えていった、染まり様もイマイチ。
(待機していると数組訪問してくる人はいたものの直ぐに帰ってしまっていました)
19時が過ぎ、諦めモードですが諦めきれない自分がいて辺りが暗くなるまで待っていたのです。
そして19時25分。
陽の沈んだ地点の雲がパーッと紅くなりだしたのです。
 おぉ、赤味を帯びて
そして一気に空全体が染まり始めたのです。
あまりの大逆転劇だったので「お、来るのか?来そうなのか?わ、来たのね!スゲ〜!」って感じでした。
ホント、嬉しかったですねぇ!
 わぁ、すごい!!!
流石に今日はダメだろうと覚悟していましたから。
展望台に戻って撮影開始、って空以外はあまりに暗すぎて・・・
撮影自体は思ったようにはいきませんでした。
しかも汗だくだったから蚊の攻撃が猛烈で・・・
けど、福江島が最後に粋な計らいをしてくれた気がしました。
さすがに暗くなってきた19時50分に出発することにしたのでした。
また、再訪したいですねぇ。
午前中なら灯台の立つ岩場の荒々しさを撮影できそうなので、次回は午前中も是非!!
(次回は午前と夕刻を狙いたいから、やっぱり一泊はしたいですよね、そうなると黄島も訪問できますしね♪)

福江島灯台探しもこれまで。
後は温泉に寄って帰るのみ!
向かったのは『五島コンカナ王国』内にある『鬼岳温泉』。
県道50号から国道に引き返そうと車を走らせる。
すると車道に何かが動いていたのです。
どうやらカニっぽかったですよ。
無数のカニを避けつつ運転・・・ってゲームかよ!って感じで先を急ぎました。
(恐らく何匹かは『ゴメンナサイ』してしまいましたが・・・)
国道384号に入ってからもカニ攻撃が凄まじかったです。
どうにかクリア(?)して、県道164号から県道27号を経由して市街に到着。
県道63号から空港方面に向かうと『五島コンカナ王国』の道標発見。
20時40分に施設内に到着することができました。
足を引き摺りながら鬼岳温泉へ。
 鬼岳温泉
ここの温泉はかなりしょっぱく今まで作った擦り傷なんかにビリビリきました!
一人悶えながらもこの旅の疲れを取りつつ、じっくり浸かっておりました。
そして21時50分に『コンカナ王国』を出国?しました。
福江港に行き、まずは乗船可能か交渉です。
事務所に入り話を伺うと・・・乗船可!
「助かったぁ〜〜!」
と『フェリーさくら』に本日2度目の乗船。
23時に出航、客室に入り毛布に包まりあっという間に眠りに落ちたのでしたzzz

長崎港に戻ってきたのが明けて27日の3時前。
上陸後は只管家に戻るためだけに運転を続けました。
国道34号を暫く進み、諫早市内で給油。
このスタンドでの給油は3日連続となってしまいました。。。
そして諫早ICから長崎道へ。
その後は九州道を一気に進み、9時半に鹿児島に無事到着したのでした。

灯台天国・長崎との闘い?はまだまだ続くでしょうねぇ。
(やっぱり、海岸線の長さは北海道並みですから・・・さすがです!)
今回、福江島から黄島などに渡る予定も立てていたのですが・・・それは福江島リベンジの機会に持ち越しですね。
その時は絶対レンタカーでしょ〜。
(けど、自身の車で島巡りするってのも良いものがあるのですがね〜)
あと、夏場の灯台探しは体力的に厳しくなってきましたね。
次は涼しくなった秋口から再開、かな?
島の灯台巡りは、時間との、そして金との勝負ってところがあります。
今後も資金が底をつかない程度に頑張ってまいりますよ!

あ、鹿児島に戻ってからちゃんと病院に行きました。
結果は・・・まぁ、思いの外に思いの外でした。
怪我には気をつけましょ〜ねっ♪



走行距離:1676km


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