2011/03/23 : 離島灯台を巡る!長崎県・対馬編(序章)

かなり以前から狙っていた離島、それが対馬!!
島として規模が大きく灯台の数も結構ある。
「一度に全てを回るなら5連休は必要かなぁ〜」
なんて思いながら、仕事の都合を調整しつつ・・・
そして、3月17、18日にお休みを取得することができ後は天気次第!ってところまで行っていたのです。
(21日の月曜日が祝日なので5連休ゲット♪なのです)
・・・が、3月11日に起こった大地震により予定は全て流れてしまったのです。
鹿児島には直接の影響はなかったのですが、地震が発生してからは休みなしの勤務体制となったのです。
んなことで、有給休暇も流れてしまったのです(涙)
まぁ、被災された方々を思うと気持ちも滅入ってしまって遊びに行くって気にもなれませんでしたから。
だけど、自分の予定に目を向けると新年度となる4月からは休みなんて取れなくなりそうな雰囲気プンプンだったのです。
当然、翌月に5連休確保なんて厳しすぎっ!
(ゴールデンウィークは移動する人の多さで端からパスですから)
そんなことを思うと、3月中にはどうにかしたいという気持ちも湧いてくるわけで。。。
で、勤務体制もようやく落ち着いてきた日を狙い、3月24、25日、どうにか代休をゲットして4連休となったのです。
もうチャンスはここしかない!!
予定していた日数より1日短くはなりますが仕方ないよね。。。
って感じで、海を渡る決意をしたのです。

まずは島に渡る方法。
自身の車で上陸したい!ってのが希望だったので、手段はフェリー。
金額的に狙っていたのが『壱岐・対馬フェリー株式会社』の『フェリーつばさ』。
当初、17日から休む予定だった時にも予約していて、結局キャンセルしていたフェリー会社です。
再び電話をし、無事予約できました。
行きは24日の深夜0時30分。
23日の仕事帰りに速攻で福岡の那の津港に行かないといけないってリスクがありますが・・・
ただ、これなら24日の早朝5時過ぎに対馬の厳原港に着くからじっくり訪問できる♪
そして、帰りは27日の15時10分の便。
できれば27日の日暮れまでじっくり訪問したいのですがね・・・これは運行ダイヤの都合上、仕方ないですね。
そんな感じで対馬に渡る方法は決定♪

次は訪問する灯台。
滅多に訪れる機会のない島なので、割と綿密に予定を立てていきました。
そんな中で参考にしたのが、『対馬海上保安部』の『海と灯台の写真館』。
自身の知らない灯台が数多くあり「危うくスルー!?」の危機を回避できました。
対馬本島から離れた小島にある灯台は遠景だけど、確認できなさそうな箇所もあるかも。。。
対馬長崎鼻灯台は地形から考えると到達は厳しい?
まぁ、これは時間に余裕があったら訪問ってことで・・・後回し!(っと、すでに不戦敗状態でした)
そんな中で、神埼灯台に一目ぼれしたのです。
「強烈にステキな場所やわ!これは絶対晴れた時に訪問したい!!」
なんて思っていました。
天気予報では3、4日目は天気がよさそう。
1、2日目は曇天っぽいので、神埼灯台は3日目の訪問として、そこから訪問するスケジュールを立てていきました。
その結果、
 1日目は北部の灯台.
 2日目は中部の灯台.
 3日目は南部の灯台(神埼灯台).
 4日目は予備日、余裕があれば対馬長崎鼻灯台.
といった感じで訪問する灯台を決定♪

最後に訪問期間中のお宿。
いつもの旅だと、お宿は当日行き当たりばったり、ダメだったら車中泊って感じでした。
ただ、流石に夜が長い3月の車中泊は。。。
ってことで、事前にネットで予約することにしました。
2、3日目の宿泊先はネットで予約した厳原にある激安なお宿。
泊まるだけなので、値段だけで決めてしまいました。
初日に北部を行き尽くせば、2日〜最終日までは厳原を拠点にすれば問題なし!だもんね。
ただ、1日目の宿については決めずにいました。
翌2日目の予定を考えると1日目に厳原に戻っておくのがベストなのですが・・・
・・・初日のスケジュールがタイトな感じだったので、初日で厳原に戻る余裕はなさそう?
それなら初日は北部の比田勝の近辺で一泊でも良いかなぁって感じで決めかねていたもので。
って感じでしたがお宿の方も一応決定♪

こんな感じでいつもよりはしっかりと準備を整えていったのでした。
そして出発前日の23日。。。

18時に仕事を終えて速攻で帰宅。
着替えを済ませて、前日からまとめておいた荷物を車に押し込めて19時前に出発!
鹿児島ICから九州道に上りひたすら運転。
鹿児島ICから大宰府ICまでが270キロもない位。
時間的には十分間に合う予定だけど、万が一!!って事態もあり得るから、かなり必死!
休憩することなく鳥栖JCTまで到達。
ここでようやく時間の余裕ができたかな?っと思えてきたので基山PAで休憩。
夕飯&買い物をして出発しました。
そして大宰府ICから都市高速へ流入。
料金は平日なので高いのはしょうがないかぁ。
渋滞が心配だったものの、スムーズに走行を続け無事天神北ICで下道に。
島での給油は極力避けたいから市内のスタンドにて給油を済ませて壱岐対馬フェリーの発着場に到着したのが22時20分。
 ここが発着場よ♪
無事23時前に到着することができたのでした。
待合所に入り、書類に必要事項を記入し、往復料金4万7千円を支払う。
高いけど、旅客フェリーに比べれば安いほうでしょ!?
 フェリーつばさ
フェリー入船までボーっと時間を潰し、ようやくフェリー内部へ。
自身の車は入船した駐車スペースより、さらに一段下のスペースにねじ込むように指示されました。
(そのスペースは後で蓋されてその上にトラックが停車するのね)
 画面中央の地下部分に停車
「あぁ、これだと対馬到着時に下船するのが遅れるなぁ」
なんて思いつつ客室に向かったのでした。
貨物フェリーだから設備が心配だったけど、思いのほか思いのほかでしたよ。
まぁ、0時半出航だから寝るだけなのですがね。。。
(シャワーなんかもあるのですが、受付のおじさん曰く「チョロチョロとしか出ない」ってことで利用しませんでした)
事前予約者にはベッドも用意されていた?感じだったので早々に寝る準備を整えました。
 さぁ、寝るべや
窓があったら出発する様子が分かるのですが残念ながら窓なし!
ってことで、エンジン音や振動などで動いたのかなぁって予想するしかありませんでした。
さすがに気が張った状態で鹿児島〜福岡間を運転していたので、ウトウトしている間に出航していたようです。
案外波に揺すられて眠りに就けない!
ユラ〜ンユラ〜〜ンっと揺れる船体にあまり深い眠りに落ちることはありませんでした。
そして、日も替った24日の5時に携帯アラームが鳴り、目が覚めました。
荷物をまとめて下船の準備。
甲板に出ると、対馬の明かりが見えている♪
 起きた時、対馬は真っ暗だった
しかも耶良埼灯台の灯りがお出迎えしているではありませんか!
ウキウキしながら車に戻る・・・そうか自身の車は最後だったか。。。
ってことで、停車場にいるすべての車が下船した後、隠し部屋の扉がオープン?
車に乗り込み、ついに対馬に上陸を果たしたのでした。




走行距離:303km


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